マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

数年越しの上映『ブラック・ウィドウ』感想

f:id:MGS_1113:20210714220405j:plain

結論言うと今までのマーベル映画とは一味違った雰囲気であり一つの酷すぎるポリコレに落胆しなければフツーに楽しめる映画。
シビル・ウォーとインフィニティ・ウォーの間を埋める作品で、MCUでは多分初めての試みであると思う。エンドゲームで作品自体がごちゃごちゃしてきた今だからこそこの形態をあと2〜3回はやって欲しいな(赤毛のナターシャがまた観れて嬉しいよ)
スパイ映画のようなOPは特に最高だったぜ!

以下思ったことを適当に

ここマーベル映画の初期は色んなヒーローが各地で活躍したあとスカウトのおまけがあるよ的だったのが時代が経つごとに、集結した映画を作るために個別の映画を作ってやっている感や他の映画も観た前提が酷く萎えていたのがエンドゲームで区切りがついたからか個の映画として最初から最後までちゃんと出来ており、前提知識があまり必要ないと感じたのがとても良くMCUの今後の映画に少し期待が湧いてきた。


今までの“超人やハイテクすげ〜”な映画では無く、スパイの鍛えれら肉体と精神力を使った戦いになっているので今までのマーベル映画と違いまだ人間の戦いをしているのがGOOD、前提知識があまり必要ないことも踏まえてアメコミに苦手意識ある人が見始めるのには向いてるかもかと言ってこの映画が特異なので他の映画を見るときは注意が必要

女が主人公で敵集団も女だらけのポリコレについては原作通りなので問題無い、だがあるキャラクターが原作男性に対して女性に変えられていたのはキレそうになったよ(おいDC!お前最近性別や人種変える系酷いよな!)
エージェントが全員女性なのを利用した設定は上手いなと思ったがやっぱり組織のボスは変態かな?感が増し受け入れられない人が多いかも


やっぱりと言うか最近近年の映画で1番の傑作だった『ザックスナイダー版JL』を観た身で観るとやはり尺の都合上もう一味楽しみたいなと思ってしまう。
具体的に言うとレッドガーディアンやタスクマスターの出番が全くと言っても無くそれぞれ超人や写真反射といった固有能力を最大限描写出来ていなかったり、本編と直接関係ないがナターシャの“ブラックウィドウ”時代をもう少し書いて欲しかったな感が堪らない。特にメインヴィラン(笑)のタスクマスターなんかcmで7割ほどの戦闘シーンが流れてたのは笑えない
反面今作のテーマである家族アメリカ映画で度々あるクドすぎて長い感もなくちょうどよく描かれていたのは良かった。


主人公がロシア人の家、敵がロシア系の組織ということがありキャラクターが印象持たせたい内容はロシア語となっていた。
そのせいで英語とロシア語がグチャグチャに混ざっていたので英語とロシア語のシーンはアサシンクリードのようにキチンとわけて欲しかったぜ。

1番驚いたのがレイチェルワイズが老けてたこと、ハムナプトラスターリングラードのイメージだったのでかなりショックを受けた…

簡易なまとめ

一つのポリコレを除き若干尺が足りないながらも家族についてのテーマを語り過去作品の穴埋めを上手く行った映画
2年?待っていた分の価値があるかと言われればビミョいが十分に楽しめる映画だと思うよ