マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

みーめいきんぐ 髙橋 博さん 「ドールズフロントライン:MP7」 製作&完成




WF2024W一作目は髙橋 博さんのMP7!

前々回サフ仕上げで展示されていたのがかなり心掴まれて絶対に買う!と決めていたのを購入できてとても良かった。

今回本当に少数の販売だったらしく、Twitterを見ると再販予定中とのことなので気になる方は要チェック!
ちなみにこのキットは使用されたレジンがノンキシレンレジンなのかな?レジンキット特有の臭いが全くしなく切削制も良い、複製も綺麗で微細気泡群が無く、パーティングラインも処理しやすいと比較的簡単なキットだったので、ガレキ未経験の"指揮官"や"飼育員"にもピッタリなキットだと思う。


ただでさえデカール苦手で、初体験だったハイキューパーツの独特なデカールをミス連発して使い物にならなくなってしまったが、原型師さんの髙橋さんのご厚意で予備のデカールを頂いた。
これがなければ完成しなかったので感謝します。🙏

以下製作記




帽子にモールドがあり、なにかな〜と思っていたら銃を置いてるのを"模型的表現"するためのものだった、思わず興奮した。




銃は銃口開けたり、ハイキューパーツのパーツで少しだけディテールアップ


わずが1週間ほどで表面処理が終わった、いつも2週間以上かかってたのでびっくり。

だけど塗装のフェイズがR6Sが安売りされて、ドルフロシリーズのパン屋作戦が発売されたりでめちゃくちゃ時間かかったけどね。



髪の毛はガンダムカラーUG23MS-06sピンクを瓶生で塗装してからガイアのエヴァレッドでシャドウを入れた。
UG23はTwitterとかの使用例をみて決めたけど瓶の蓋の色が違いすぎて合ってるかめっちゃ不安だったけどドンピャで助かった。


銃はサプレッサーとストックの部分をMr.333、本体をグラスファイトブラックで塗装したけどなんかMP7ぽくはない。

今だとリトアモカラーが再販予定なのでこれのアルマイトブラック吹いとけばOKだと思う。




大好きなMr.331に黒とマゼンタ足したものを本体として、白混ぜたやつな黒生で明暗入れ。

スカートは黒より、袖はマゼンタよりに塗り分けもした。

ベルトはオリーブドラブ1のあと、オリーブドラブのカラーモジュレーションセットで明暗入れ。 オリーブドラブ2を使わないのが今回のコツ

金具は8番シルバー吹いてからAGパールを吹いて白っぽさを出したけど、素直にツヤありのライトグレーの上に吹いた方が良かった感。

スカートやポーチのヴァイオレットは反射感与えたかったのだ8番シルバーにマゼンタに黒を足したやつ。


肌はいつものガイアサフレスピンク8:オレンジ2を吹いて色が少し乗ったなくらいでやめて、粘膜クリアをそこそこ吹いた。
もうこれが安定してる。



タイツはTwitterで見た方法で塗装、調べたら出てくるはず。




パンダは少し暖色にした白を塗装して、ジャーマングレーを黒として塗装、鼻はドルフロ2風に331にした。
リボンもドルフロ2風に赤っぽく、この前のカラットで購入したボーンペイントのファッションレッドを。
これと足のモコモコと背中のファーは艶消しマシマシ溶剤少なめで吹いてざらざら感を。






なんかハイキュープリントのデカールめっちゃ滑るぞ!って軟化剤使いながら苦戦してたら溶けてデカールおっ死んじゃった。

幸いアイペ下手だけどギリギリできるマンなのでアイペに移行。
楽するつもりがトホホ...

デカールと同じの作っても面白くないなーとのことで、ドルフロ2の本名チータちゃん風に製作。
ドルフロ2はモデルとテクスチャをMMDとして配布しているのでダウンロードしてそれとドルフロ2での2Dイラストを参考にした。

いい感じ、なんか上手くなった感あるね✌️




もう1箇所デカール失敗。
普段通り溶剤を吹いて溶着させてからクリア厚がけでマステに負けないデカールを作ったつもりだったが簡単に剥がれてしまった。

アイデカールの失敗から溶剤無しのデカール糊だけを使った、溶剤吹いた時いつも感じる収縮感を感じなかった、など思い当たる節はあるがどれが失敗かはわからないからまたやらかしそうで怖いよ...

原型師さんに連絡したら予備デカールを頂いたのでそこだけ貼って艶消しを吹いた。

ちなみに、金具とデカール被ってるところはTwitterで見たエンボスヒーターで馴染ませる方法を使ったら簡単にできてビックリ‼️
ガレキ作るならエンボスヒーター必須だわ本当

ほんで完成

逆コーラップス:パン屋作戦 感想 レビュー

中華スマホゲーの始祖とも呼べる同人ゲームパン屋作戦のリメイクがついに発売された!
ドルフロやアークナイツプレイヤーとしてずっと楽しみにしていた作品なので早速プレイしてクリアしてきたのでレビューを書く!

逆コーラップス:パン屋作戦とは

ドルフロの開発であるMICA teamが同人サークル自体に作られたゲーム。
自分はプレイしてないのでよくわかっていない

我らが羽中を始め当時同人サークル14labで活動していた現アークナイツのプロデューサー海猫氏やドルフロのAA-12やウェブリーの絵師silverwing氏などと作っていて、中華ゲーの音楽担当と言えばのVanguardstudioも既に担当していたので本当にドルフロ所か中華スマホゲームの原点となっている。

設定的にもコーラップスやウィリアムといったドルフロワードも既にこの頃から作られていた。

ストーリー


世界は北蘭島事件で地表は古代文明の汚染物質崩壊液ことコーラップスに汚染され、続く第三次世界大戦を経験し疲弊していた。

第三次世界大戦の混乱から新世界の輝きとなれの言葉をもとにヨーロッパを統合したロクサット連盟は新ソ連をも合併しユーラシアの覇者となった一方、南極連邦は大戦時に独立し20年間の鎖国を行った。

両国は共同で古代文明の遺跡の研究三女神計画を行い、遺跡に有ったDNAを元に特殊な子供を三人生み出し一人は南連が保護し、もう一人はロ連のウィリアム教授の手に、最後の一人は失踪してしまった。


2092年 ロクサット連盟 北コーカサス

南連の情報機関M.I.Dの諜報員モンドはロ連の軍事地区からコードネームパン屋と呼ばれる人物を回収する事になる。

任務中ロ連兵に襲われ気を失うが、目を覚ますとそこには未来がわかる不思議な少女パン屋ことジェフティがいた。

ストーリー感想


敵の異様な生命体、主人公の設定ととてつもなく難しい

少しでも話すとネタバレになるのでストーリーについては詳しく語れないが、ただでさえ難しいと言われるドルフロ以上に複雑で説明不足で理解が難しい作品となっている。
表面上のことを受け入れるだけではなくて自分で少し考えたり、時系列の順序を入れ替える必要がある。 そこを考えるのが楽しいけどね
映画で例えるならクリストファー・ノーランが作りそうって感じ。

ドルフロとは同世界観別シリーズといった形なので別に他作品をやる必要は無いがある程度の設定共有があるので理解はしやすくなる(意味わからんけど)

設定自体は用語が出てきたら、その用語についての説明が見れるのでドルフロ未プレイでもそこまで難しくはないけど基本的に意味がわからん。

ストーリー自体もかなり長くて、終盤には2時間ノンストップで流れるので↓のような説明が表示されるくらい。

内容自体はMicaが好きそうな女の子に絶望を与えまくる系なので興奮する層と受け付けれない層で別れるけど、パン屋興味あるなら多分行けるでしょってところ。
そこよりもネタバレになる大規模な設定の方がシリーズものとして少しどうなん?と自分の中で賛否が別れる所があった。

ステージで拾える"機密文書"で世界観の説明があるので徐々に設定について判明してくるのも面白いし、ドルフロに関わる設定も多数あるので指揮官は是非やってもらいたい。

この手のゲームにしては珍しく起動時に前回のあらすじがある。

プレイ


ターン制のシュミレーションゲーム。
有名所だとXCOMや戦場のヴァルキュリアのようなゲーム。
敵と味方に割り振られたアクションポイントを利用してマスを移動したりアイテムや攻撃などを行うやつ。
シュミレーションゲームでは自由度が高いやつから自由度が低く正しい行動をなるべく行わないと直ぐに戦線崩壊して敗北する物の2種類があり、今作は後者だと感じた。

この手のゲームは「撃ち合い」「アイテム」「スキル」どれが重視されるか分かれるが今作はスキル+トラップアイテム重視で罠で数を減らして撃ち合うのがやりやすかった。

シュミレーションって難しそう😓ってイメージがあるが今作は↓のように敵の視界や攻撃範囲がわかりやすく(個人でも見れる)「各種ステータス大幅アップやアクションやスキルポイント回復剤」「ボスを1ターンで倒せる火力を持つキャラが多数」と言った初心者救済用の手段が多数あり、そもそも難易度が3段階あるので縛りを無くしたらそこまで難易度は高くないと思う。


ただ今作で少しテンポ悪いなと思ったのがステルスステージ。
今作では一部のマップに完全ステルスのステージがあり、味方の視界も悪いまま偵察アイテムを置きながら敵を避けるステージになっている。
これがとにかくテンポが悪く、細かなイベントで敵の動きや配置が直ぐ変わるので予定通りの動きが全くできなく直ぐ発見される死にゲー状態でテンポが悪すぎる。
ここが残念ポイント

これ以外にも一部のボスがある地点に誘導しないとダメージを与えられないのにその地点が狭すぎるなど中々の理不尽さを感じるステージがそこそこある。

イラスト

ドルフロではIDWを始めとする獣人?系キャラやシベリア鉄道で皆が惚れたAR-18、アズレンではベルファストを担当したK箱氏がアーティストディレクターを務めている。
昔のイラストしか知らなかったけど、最近の見ると確かに〜と思った。

その他イラスト担当はmenjimenji氏、Daoyou氏、Miro氏だが調べてもわからなかった。
(背景とかロボットやSDキャラ担当とかの可能性もあるね)

ドルフロのG36や9号で有名なImoko先生もとあるキャラでイラストを1枚描いている。

ちなみに立ち絵どころか挿絵すらフルL2Dでめちゃくちゃ豪華

音楽

原作と同じくVanguard soundが担当。
今回はドルフロと同じくG.K氏がメインみたいでメインテーマ歌ってるのはドルフロ:ニューラルクラウドや別会社開発のパニシンググレイレイブンでよく歌う夏銅子。

最高としか言いようがない。

その他


こんな感じで女の子がグロいめにあうのが人によって賛否分かれる

プレイ時間は70時間ほど、100時間あると言われてたのはマジだった。

各マップに1つある収集アイテムをノーヒントで集めるのしんどすぎ

イベントの挿絵をいつでも見れるのは最高

ゲーマーが作ったゲームなので痒いところに手が届いていたり、色々オマージュが多い。

適当と言われてるドルフロ以上にローカライズがかなり雑、誤字脱字やコードのミスが多すぎる、声優のセリフと字幕で敵中ボスの名前全部違うし、各地で集められる資料集も誤訳どころか、中身入れ替わってめちゃくちゃになってる見たい。
2064年についての資料でユーゴ連邦をロ連云々って誤訳してたのは流石に驚いた。

イースターエッグで原作のステージ、システムでプレイできる
(その原作リプレイで入手する書類を読まないとより細かな設定を把握できないのはマイナス点)

まとめ


これが2000円で遊べるってマジ??????
広報活動全くされてなく、Steamのレビューが羽中社長へのアンチ活動で荒れまくったの不憫すぎる。

話がとにかく難しいけど、理解しようと思えばかなり面白い。
ゲームプレイは自由度低めで、初心者救済多めで思ってるよりは簡単そう。ステルスステージは面倒。
Vanguard sound最強伝説がまた追加されてしまった。

ウィリアムはクソ

個人的エアブラシの選び方について #2 コンプレッサー 塗装ブースなどとまとめ

前回ハンドピース編を書いたらTwitterで若干伸びて嬉しかった☺️
続いてコンプレッサー編を書く
あんまり詳しく無いし理解してないから話半分程度だと思って。

ちなみに自分の使ってるコンプレッサーはエアテックスがホビーショーで試験販売して正式販売は無し、実はアリエクとかで売ってるやつって判明。
性能は結構静かで圧力でるけど最大圧じゃ無いと自動OFFスイッチ作動しないとかいう意味わからんやつなので詳しくは書かない。

わかりやすくするためにURL乗っけてるけど広告収入はないよん

コンプレッサー

コンプレッサーの種類

コンプレッサーの種類は模型用途で「ピストン式」「リニア式」「小箱型?」「ハンドピース一体型」4種類ある。

  • ピストン式

1番でっかくて圧力出て熱くてうるさいやつ。

圧力0.4mpaと過剰すぎるくらいでて吐出量も大きいためエアタンク付きにする人も多い。

ただうるさいし場所を取る。

あと、使いすぎると熱くなって故障率が上がりそうなので、クールタイムを作ったり、圧力スイッチやエアタンクが欲しい。

値段はAmazonで売ってる有名な中国?輸入業者2社が1万ちょいと安いが不良品が多いって話を聞く。

https://www.yodobashi.com/product/100000001003225973/?gad1=&gad2=x&gad3=&gad4=&gad5=8579245557309321854&gad6=&gad_source=1&gclid=CjwKCAiAuYuvBhApEiwAzq_YidwItrC0A9q0mElYyC_3M1qASa-JcxUDtqeVHV9w735uxpSZS5VxERoCVrIQAvD_BwE&xfr=pla

タミヤのパワーコンプレッサーが25000円ほどするが、ハンドピース用ハンガー付きでアフターサービスもしっかりしてるので良さそう。

https://www.yodobashi.com/product/100000001000539604/

ウェーブは若干安め


他にもエアテックスがいろんな種類を取り扱ってる。

  • リニア式

使ったことないからエアプで書く

クレオスのLシリーズのみ?

圧力低めだが、静かで発熱も低いらしく長時間使えるが値段が高い。

クレオス製ってのもあり色んな人が使っているので周りに相談しやすいのも良い。

あと10年20年ノーメンテで使ってても壊れないって話よく聞くの逆に怖い。

L5よりもL7の方が確実に後悔しないと思う。
だが有名フィニッシャーさんでもL5使ってるって人は多い。

  • 小箱型

今勝手に命名した小さめのやつ。

小型で普段収納してたまーに使う分には良さそうだがなんか中途半端な気がして自分は買ったことない。

様々な種類あるが買うとしたら圧力高めのやつにすべき。

  • 一体型

買うな

圧力低すぎ、重すぎ、バッテリーすぐ切れるでこっちがキレるから買わん方がいい。

ミリタリースケールの様にちまちま塗装するならともかくガレキに使うのは完全に金の無駄。

コンプレッサーの選び方

とにかく高圧!
いうて普段は0.8〜0.13mpaしか使わないのであまり気にしなくて良さそうと思いきや、エナメルを塗料を吹く時や表現として必要な時、さらには塗装前の埃取りにも高圧が欲しいし、エアブラシの洗浄もなるべく圧高めのが早く終わる。
そして高圧を低圧にするのは可能だが逆は不可能なので圧力はできるだけ欲しい。
最低でも0.2〜0.25は欲しいな感。

ピストン式にはほぼついてるが、エア調整できるレギュレータ兼水フィルターは必須

あと、圧力スイッチやタミヤのハンガースイッチの様な気楽にOFFにできるのも可能があれば嬉しい。

ホースのネジ穴1/8ってのも気をつけてね

コンプレッサーは数使ったことないからわからん。

オススメコンプレッサー



保証類を気にしないなら中華輸入系のピストン式15000円ほど

https://www.yodobashi.com/product/100000001003225973/?gad1=&gad2=x&gad3=&gad4=&gad5=8579245557309321854&gad6=&gad_source=1&gclid=CjwKCAiAuYuvBhApEiwAzq_YidwItrC0A9q0mElYyC_3M1qASa-JcxUDtqeVHV9w735uxpSZS5VxERoCVrIQAvD_BwE&xfr=pla
タミヤのパワーコンプレッサーが25000円ほどするが、ハンドピース用ハンガー付きでアフターサービスもしっかりしてるので良さそう。
保証を気にするならタミヤのパワーコンプレッサーが25000円ほどで圧力などの性能的に良さそう。


エアテックスも同値段帯であり、サポートも手厚いのでいいのがあればいいかも。


アネスト岩田のHP-ST800-PKが34000円ほどするが2万ほどの保証つきコンプレッサーに27000円のエアブラシ付属するって考えたらけっこー良さそう。
(安い所でほぼ30000円で買える)

追記:圧力スイッチが付属していない見たいなのであんまり良く無いかも


コンプレッサーはハンドピースほど値段や使用期間が性能に直結しないから賭けにはなるが中古品買うの全然ありだと思う。

塗装ブース

前回でも買いたが塗料のミストと溶剤で内臓やられるし、部屋汚れるしで酷いことなるので塗装ブースは必須。

塗装ブースの種類

基本的には「標準的な箱にファンをつけたやつ」と、「箱にファンは同じだが中に仕切りがある」タイプに分かれている。

タミヤクレオス、エアテックスといった通常のメーカーは前者で近年現れた塗装ブース専門のメーカーや個人業社は後者が多い。

個人的には後者をオススメする。

前者だと吸い込み口が遠いため、パーツに吹き付けたが跳ね返った塗料ミストを吸ってくれないのが仕切りのおかげで吸い込み口が近くなることにより吸い込みやすくなってるのが1番の利点。
後その効果もあってかブース付近で使ったツールクリーナーなどの溶剤の匂いもかなり吸ってくれて軽減できる。

だが、弱点として前者が1万ちょっとなのに後者のは金属や木材と行った素材や吸気が強いいいファンを使っているのと小規模の販売の影響で価格が安くて3万で良いやつは6万くらいする。
お高い

だが塗装ブースは自作ができる。

コレは自分が作ったやつで

ファン:FY-24BM6K 6500円だが、クソ重くて掃除が難しい。
最近はプラスティック製で掃除しやすい物があるのでそれを使った方が良さげ。
箱:ホームセンターで木材を購入しカットしてもらったのが合計で5000円ほど。少し高かった
あとはダクトや排気口やフィルター合計で2000円ちょいくらい?
15000円と自作が楽しい気持ちがあれば安く作れる。


ただ、アナログ造形したり3Dプリンターを持っていて出力品を作ることが多く、タミヤのサフ缶といった圧高めで塗料も汚れやすい物を頻繁に使うなら高いけどしっかりした塗装ブースやファンの購入を検討した方がいいと思う。

その他周辺機器

ハンドピース関連

  • 水フィルター

コンプレッサーは空気を圧縮している都合上水が溜まってしまう。
それをハンドピースに流さない様に水フィルターが必要。

今ブログ書いてる3月はまだ必要ないが夏場になると安物のフィルターだけだとすぐ水吹いちゃうよ。

https://joshinweb.jp/hobby/2821/4545257061474.embed
エアテックスの筒状のフィルターが4000円ほどして少しお高いが最強って言われてる。
夏までには書いたいし、コレ書いてる途中に自分は買った。

フィルターはハンドピースの持ち手として使えるからなんでもいいから欲しい。

  • クイックジョイント

ハンドピースを何個も買うといちいちネジで交換するのが大変。
そんな時にワンタッチで交換できるジョイント

あると便利だが、持ち手として使うフィルターまでが遠のくので手が小さい人は一つ一つホース繋いで枝分かれジョイント使った方がいいとかあるのかな。

  • ハイキューパーツの洗浄用筆

hiqparts.com

普通の筆でいいじゃん?って思うけど対溶剤性能や筆のコシが洗浄にちょうどいい。

注意点としてはハンドピースを通常、メタリック、クリア、サフなどに分けてもこの筆が同じだと意味がないのでハンドピースごとにある程度使い分けたい。

ガイアのクリアといった染料も筆に移ってまた使う時染み出して落としづらいとかもある。

  • 平面ニードルキャップ

ここに書くは微妙だけどps289などの王冠型のキャップを買った場合はヨドバシの通販などで手買える平面キャップ買うといい。

ただ、接続するノズルキャップには0.5mmなどで使う大型と小型の2種類あるので注意が必要。

  • ハンガー


www.tamiya.com


ハンドピースを置いておくやつ。
クレオスが出しているプラスティック製のは安定度が悪そう、エアテックスの黄色いやつはいちいち手を離して横にかけるのめんどくさそうって理由でタミヤかアネスト岩田のやつが個人的には良さそう。

自分はps771がタミヤのハンガーにかけられないと見たのでアネスト岩田のハンガーを使用している。

コンプレッサーにハンガーついてるのもあるけど、常に振動してる場所に溶剤に負けるプラスチック製のハンガーにハンドピースを置くのは怖いので別の方が良いと思う。

ハンガーがあっても埃の問題で連日塗装するとかじゃなければハンドピースは基本的に箱にしまった方が良い。


コンプレッサー関連
  • 水フィルター兼レギュレータ

先に書いた水フィルターのコンプレッサー用と圧力調整するレギュレータがほぼ必須。

単品で買うと7000円ほどしてちょっと高めだが、ピストン式を買えば大抵付いてくるよ

  • エアタンク

空気を溜めることで圧力の一定化や、水の除去、ピストンの脈動の阻止などができるが、メンテをサボるとタンクに水が溜まり錆びやすくなるのが注意点。

なので最初のうちはなしで不満なら増設もアリ

コレにも水フィルターやレギュレータが付いている場合が多い。

1000円安く中華の黒いのあるけど素直に岩田の買ったほうがいいよ

airbrush.co.jp

エアテックスが新型のエアタンクを先行予約してる。
出口に水フィルターないが内側に錆抑制していて3.5lもあるのありよりのあり。
予約は1万1千だが通常販売は倍の値段っぽい。

  • エアホース

表面が樹脂タイプと布タイプの2種類あって金出してでも布タイプ選んだ方がいいと思っているけど、ここら辺は好み。

塗装ブース
  • LEDライト

塗装ブースの中は箱の中で暗く塗り忘れなどをしやすくなるのでLEDライトが欲しい。

ただ注意点としては、塗装ブースで使うLEDと普通の室内ライトでは色味が変わったり、光が強すぎて塗料が透けてグラデーションが実際と見え方が変わったりするのが難しい。

わかりやすいのがガイアのEXブラック。
普通に見る分には薄吹でもそこそこ黒く見えるがLEDライトを当てながら塗装すると薄い状態では暖色系でかなり薄く感じる。

その他

www.dmm.com
クリーナーボトル類
カップに余った塗料を捨てる奴
ちなみに自分は使ってないでブース無いに吹いたりそこら辺のティッシュに垂らしてしみこませてる。

ツールクリーナーは別のボトルにためて再利用可能なので通常塗料などと分けて廃棄したら少しエコ。

結局何を買えばええん?

用途と予算によるので一例を

  • 低予算全般

ハンドピース:タミヤ HG一体型 8500円
理由:単純に日本製で1番安い。
1500円ほど追加でクレオスなど色々選べる。

コンプレッサー:中華輸入ピストン式 15000円
安くて圧力が高いが、保証は無いし壊れやすいと聞く。

塗装ブース:自作 15000円
めんどくさくて失敗したらまた金をかけないと行けないが安上がりで作れる。
塗装ブースは基本的には安上がりな自作をオススメする。

周辺機器:「安い水フィルター」「洗浄用筆1」「ハンガー」 5000〜

合計:約43500円

お好みでハンドピースをクレオスなどのちょっと高めのに変更しても45000円付近に収まる。

  • 高級志向

ハンドピースとコンプレッサー:アネスト岩田HP-ST800-PK (HP-CP&IS-800)33000円
前述した通り、保証有りのピストンコンプレッサーが大抵2万ちょっと、HP-Cってめちゃくちゃ良いしエア調整ネジないハンドピースが25000円なで合計45000円超えるのに、このセット33000円(安い所で3万ちょい)で買えるの鬼安い。

追記:コンプレッサーに圧力スイッチが付属していない見たいなのであんまり良く無いかも


塗装ブース:自作 15000円
これくらいならまだ自作塗装ブースでいける。
既製品買いたいなら3万〜ほどのやつを

周辺機器:「エアテックスのハンドピース用フィルター」「洗浄用筆」「ハンガー」 7000円

合計:約55000円

安く済ませるセットから1万円ちょっと追加するだけで保証つきのコンプレッサーとめちゃくちゃ良いハンドピースとエアテックスの水フィルターにできる。

ブログ書いてる途中にこのセット発見して適当に書いたけどめちゃくちゃオススメじゃない?

後から1万円弱のエアタンク追加するとかも全然あり。

  • ミリタリースケールプラモ専門、長期間でのコスパ重視。

ハンドピースとコンプレッサー:PS309 L7 289セット 40000円

塗装ブース:自作15000円

周辺機器:洗浄用筆1本

合計:約55000円

一見すると少しお高いが10年20年使えるコンプレッサーは長期的にみたらお安いよね?って話
圧低めでちまちま塗装が多めのスケール十分だが、今後カーモデルやガレキなどを作る時は不満でそうって思ってる。

  • ガレキ向け(完成系)

ハンドピース:「PS289などいい日本製 1万円」「クリア用0.5mm 8000円」「PS771 2万円」
メインの0.3mmに加えて、ガレキは透明系を多用するので0.5mmとアイペやシャドウハイライト向けに0.18mmが最終的に欲しいかなって所。
初回のメイン機を8000円ほどのにして、メイン機更新する時にメタリック用に転換するのもあり。

コンプレッサー:ピストン 1万〜25000円
クリアーを艶々にしたりエナメル吹く時に高圧があれば楽。高面積塗りつぶしも

高面積一気に塗装したり艶出す時エアタンク有ればよりやりやすいかも感?

塗装ブース:自作15000円
まだまだ自作で十分

周辺機器: 「エアテックスフィルター」「洗浄用筆1本」「ハンガー」「クイックジョイント」 8000円〜
複数ハンドピースならクイックジョイントが欲しい。

あとせっかくハンドピース使うならプライマーはフィニッシャーズのマルチプライマーが有れば剥がれの心配がなくなる。

最終的にはこれくらいの重装備にしたいよねって話なので安売りや必要に迫られたらちょいちょい買い足せば良いよ。

  • 造形マン向け

ハンドピース:PS289など 1万円+ HP-CBS 1万円

ちゃんと塗るためにちょっと良い目のエアブラシとサフを吹きまくるなら吸い上げ式がかなり楽とフォロワーが言うてた。
まぁ言うて吸い上げ式は無しでも良くて、洗うの面倒だけど0.3で吹いたり、ランニングコストかかるがタミヤの缶サフでゴリ押すのもあり。

コンプレッサー:ピストン式 1万円〜25000円
サフを吹く機会が多いのでコッテリのも吹けるよう高圧ができれば傷埋めが楽。

サフや塗装が高頻度ならアフターサポートや保証有りのちゃんとしたメーカー品が良いのかな?

塗装ブース:既製品 減圧式 3万〜
缶サフ吹きまくりなら正直自分が作った自作はキツイのでファンをより吸うやつ買ったり、既製品を買った方が良いのかな〜
わからん

周辺機器:「エアテックスフィルター」「洗浄用筆1本」「ハンガー」「クイックジョイント」 8000円〜

合計:いっぱい

かなり高額なので正直一気に買わないでちょいちょい買い足したり買い替えたりで最終的にこの形にするくらいで良いと思う。

コンプレッサー&ハンドピースは例の岩田のセットでいいと思う。

個人的エアブラシの選び方について #1 ハンドピース

この前ワンフェス行った翌日にフォロワー二人と秋葉原散策して、フォロワー片方がエアブラシ未所有だったのでヨドバシとかでこう言うハンドピースやコンプレッサーがいいよ〜的な話を軽くしたが、いかんせん手類が多い割には触って比べる機会とかもほぼ無い中で高額な買い物をするのは難しいだろうなぁ〜と思ったのでブログで詳しく書く。

今回書くのは以下の内容

買う前に準備すること

準備するには3つ必要「お金」「場所」「同居人の許可」

まずはお金だが「ハンドピース1万円」「コンプレッサー1万円〜2万5千円」「塗装ブース1万5千円」+周辺機器諸々で最低4万円ほど。
"最低限の良いやつを揃えて"なのでこれ以上は余り下がらないと思った方がいい。
より安く揃えるとしたら通販サイトでは個々のセールは余りされないが、静岡とビッグサイトのホビーショーやワンダーフェスティバルと言った大規模イベントではそこそこ安く売られるので行く予定があればそれを狙うのはアリ。自分もそうした

エアテックスのブースはハンドピース色々置いてて多分聞いたら触らしてもらえるの良さそう。

ちなみに金をかけるのはハンドピース>>>塗装ブース=コンプレッサーかなと思ってる


場所についてはなるべく窓側、塗装ブースが最低40×40×40でその横にハンドピースなどを置くスペースが+15cm〜は欲しい。
コンプレッサーは最悪床や机に吊り下げでOK
自分はこんな感じ


同居人の許可については、「油性アクリル(ラッカー)を使う場合の臭い」「吹いた塗料の粉末汚れ」「コンプレッサーの可動音」の3つが重要かな

臭いについては水性を使ったり、吸引強めの塗装ブースを使う事で軽減可能。

粉末の汚れは塗装ブースを使う事で8割ほどは解消されるが注意点として、洗濯物や植物をベランダに置いてる場合は排気された物で汚れる危険性が高いのが注意。排気のすぐ横に隣の建物がある場合も気をつけた方が良さげ。
先日、2年ほど使った塗装ブースを改造する為に掃除した時↓こんな積もるほどシロッコファンに溜まってたからヤバいよ。

可動音については防振マットを敷いたり、Twitterでは簡単な防音ルームを作ってコンプレッサーだけをそこに入れてる人何人か見た。(これ知らんけど吸気大丈夫なんかな?)
自分の場合は早朝と夜はやらない事で同意を得ている。

ハンドピース

エアブラシで1番値段で性能差が出るので妥協してはダメなところ。

値段イメージとしては「1000〜3000:すぐに詰まるし精度がダメですぐ壊れる」「5000〜7000:台湾製:最低限の1つ下の性能とりあえず試しにや、すぐ買い替えてコレをメタリック用とかにするならアリ」「9000〜12000日本製:とりあえずここら辺を買ったら後悔しないし何年も持つと言われてる」

自分のハンドピース歴

  • メーカー不明コンプレッサー一体型

高校1年くらいの時にとりあえず始めてみよう!って事でアマゾンで購入したよーわからん信用できんやつ。

一体型コンプレッサーの極々低圧も相まって詰まりやすく使いづらかったなぁ〜

後述するがカップがネジで外付け式なのが洗うのクソ面倒なのがこれで分かった

  • エアテックス MJ724 0.3mm


静岡ホビーショーでコンプレッサーと一緒に買ったやつ。
なにかと同時購入で6000円だった記憶ある。まぁいうてジョーシンで7000円やけど

フツーに使えて細吹きとかもしやすかったが口述する高級品を買い、値段=質を理解したのとバスタブ型のカップが洗浄しづらいので最近買い替えてメタリックとパールようになった。

普通に満足にエアブラシできるって意味ではまずはコレを買うのもアリ、ただ洗浄しづらい。


お値段2万円。買った時震えてた🫨

ここ1年で作り始めた女の子のガレージキットを作る時に避けれないのがアイペイント。
そのアイペイントに良いとよく見たので購入した。

まずビックリしたのがレバーの滑らかさと持ちやすさ、ほんとに思い通りに動くレバーがめちゃくちゃ扱いやすくて極細吹きがやりやすく、徐々に広げたりするのもお手のものマジで使いやすい。
窪みがあるのオシャレかな?と思っていたが両手で持つ時めちゃくちゃフィットするよコレ。

ただカップ内のメッキ厚がだいぶ薄く本体の銅とカップの真鍮が透けてるのが調色棒とかですぐ傷つきそうで怖い。
めっちゃ磨かれてるから洗浄はしやすいよ

キャップがデフォルトではすぐ王冠の先に塗料が溜まって塊が飛び散りやすいので他に交換すべき。

  • エアテックス 謎の安売りエアブラシ


ビッグサイトのホビーショーで2000円で売ってたエアブラシ。
刻印ミスで不良品となってしまったので安売りしてたみたいだが、使ってみるとかなり使いづらくメタリック用のサブ機としてもあかん!って感じだったので大手でも値段は値段なりの性能やなと悟った。
たぶんコンプレッサーの付属品だとは思うが単品で売っても3500円くらいの感覚。

  • アネスト岩田 HP-CR 0.5mm


8000円ほどで売られてるが楽天スーパーセールで6500円ほどで買えた。

アネスト岩田はクレオスとウェーブのOEM元で模型あるあるとしてほぼ同じものが若干安く買える。
HP-CRはクレオスのPS266を15mlから7mlにして、ニードルアジャスターを無くしてカウンターウェイト外した物みたい?↓のように互換性あるし

ガレージキットはプライマー、クリアー、艶消しと透明な液体を吹き付ける機会が多く、それも普通の塗料と交互にやることが多いのでいちいち完璧に洗浄するのが面倒なのでクリアー用としてコレを購入した。
クリアー用に1本あるとめちゃくちゃ楽ちんよ。

0.5mmもコンプレッサーの圧はまぁまぁ必要だが広範囲、特にクリアーの艶出しがかなりしやすいのでオススメ。

自分はいちいち塗料と溶剤攪拌する派なので7mlで十分だしね


1万前後、安いところ行けば9000円ほどで買える

PS771のヤバさに感動して最近メイン機として購入したやつ。

レバーもめちゃくちゃ心地よいし霧も細かくてとても良いが購入前から把握した、してなかった不満点はいくつかある。
詳しくは後述するが、先端が長めなのとカップに溝がないこと、エア調節ネジ邪魔すぎる。

ハンドピースの選び方

めっちゃ長いよ。
よく言われるシングルアクション、ダブルアクション、トリガーアクションとかではなく何個か使った経験で一歩踏み込んだ内容を書く。

ちなみに↑のはダブルアクションしか使ったことないから他は知らん😤

  • メーカーと製造国

グレード的にはよーわからん中華、その他台湾、大手台湾、国産で分かれていて基本的には国産、用途や妥協で大手台湾を選ぶと良い。

日本製
タミヤクレオス、ウェーブといった模型メーカーが販売しているがいつも通りOEM品。

ウェーブのアドバンス2種とクレオス全品?が日本のアネスト岩田製で、岩田は自社でも販売している。
岩田製の物は基本高いが、ホビー用OEMはそこそこ高いくらいでホビー用に味付けされてるのでオススメ


タミヤのHGシリーズも日本製だが作ってる所はよーわからん。
自分は使ったことない

台湾製
主にエアテックスが取り扱っている。
普通に使えるし日本製使うまでは不満も特に無かった。
ただ日本製使うと、サブでいいなって感じ。
(台湾製でも1万超えてる高級品は知らん)

ウェーブのアルミ製はエアテックスのビューティ4で、ジュニアの古い方はmj724なのが注意点

タミヤの安い0.3と0.5も台湾製だが評判は良くない。

アネスト岩田の7000円くらいで買える最下位シリーズのネロも台湾製だか中国製なのも何気に注意が必要。

中国製
Amazonのノーブランドや最近できたよーわからんメーカー品。

すぐ詰まるしコッテリしたのろくに吹けないし細吹きもだめ、更に壊れやすい。

絶対に買ったらダメ

  • 値段

前述通りエアブラシの中で1番ハンドピースが値段と性能が直結するので日本製の1万円のを買うべき。
次点で7000円ほどの台湾製

5000円以下は基本的に地雷だと思って買わない方がいい。
精度を要求しないクリアやサフ用でも使いづらくてイライラすると思う。

マジで自分が出そう思ってる金額+2000円くらいはだした方がいい

  • 口径


とりあえず1機目なら0.3mmか岩田の0.35mmを買えば小面積から大面積まで塗装できる。
実は同じ口径でも値段が高く精度がいいほど細かく吹けたりする。

2機目は0.5でサフやクリアー用買うのがオススメかな?
この二つの用途なら精度をそこまで求めないので無理に国産を買わず、台湾製などにクオリティを落とすのも選択肢のうち。

ガレキなら最終的には0.18も欲しい。

0.2mmについては0.3と比べて誤差&+1万出して0.18mmの精度や霧の細かさがえげつなさすぎるので自分は買っていない。
正直そこそこの0.3とそこそこの0.2両刀使いになるなら高い0.3買った方が細かく塗装できるよ。

  • 本体

比較して気になるのは先端、真ん中、お尻の3つかな

まず先端に関してはよく言われるようにニードルを保護するキャップが平面だったり王冠👑型だったりがある。
実際問題どれも体感変わらないが平面じゃないと指を押し付けての高圧でのうがい洗いができないのが気になるくらい。


そして、先端の長さがかなり気になるのがPS289を購入してから気がついた。
PS289は自社の低圧コンプレッサーでも使えるようにか、低圧でも安定して吹けるエアアップ機構を取り付けた影響で先端が長くなっている。
コレで今までの感覚で細吹き出来なくて、今は慣れる為に少しづつ頑張ってる感じ。正直購入前に気づきたかった。
エアアップ機構については誰も検証してないので不明。

追記
289のが吹きに関しては安定するけど、mj724のが持つのが安定するな?と変えてからずっと思ってた元凶がわかった。
特殊な持ち方をしていて安定して細吹きできていた。
まぁ言うて出癖以外289のが断然性能いいし同値段帯で良さそうなの他にないからHP-CP買うぞ!って時まではこれ使うかな。

その次はPS289と771にあるエア調節ネジだが邪魔で重くて触らないし、弄りすぎたら故障の原因になるとか意味わからんすぎるので自分は要らない派。
289は先長とこれのおかげで片重心になってる。


中心はレバー関連や、ホースの接続部の角度。

レバーはボタンの形、押しストローク、引きストロークの3種類


形に関してはエアテックスや安もんに多い平面型よりも岩田の丸型の方が自分は使いやすかった。
確証は無いがPS771用のボタンがほぼ同じ形でピストン一体型では無いので他のバンドピースと交換できそう。

押しストロークも結構こだわりがある人が多く、熟練者は押し加減でエア圧を調整できるらしい。
コレに関してはMJ724は短く軽くて抜群に良かった、岩田=クレオスのはストロークが長くエア出る時にボタンをクリックしたような感覚があるのが未だ若干慣れない。

引きストロークの強さはある程度パーツを調整したら緩めたり硬くすることができる他、クレオスのPS274は引きを半分ほどで全開になるらしいなどエアブラシによって出る加減に違いがあるみたい?
引き心地が悪い場合は各メーカーから出ているメンテナンス用のグリスを稼働部に塗布すればだいぶ改善される。

ホースの接続部はPS289だけが斜めになっている。
実質的な持ち手でもあるので重要そうな部分だが今の所違和感はない。

追記:持ち手の形による違い。(個人の感想)



お尻はニードルアジャスターの有無が1番気になるところだと思うが、数回使えばアジャスター無しでも簡単に塗料の出し方を調整できるのでコレも気にしなくていい。
と言うかカウンターウェイトを外して使ってる時もあるくらい。


PS771のようにアジャスターの加減を認識できるように穴が空いてるタイプは指が引っかかるのであまり好みではない。

手元には一体型しかないが、カップにネジが切ってあって大きいのや小さいのと交換可能のものがあるがあれはオススメしない。
カップの根本に切り込みがあるやつは基本そうだと思って良い

1番最初のがそうだったがネジの分塗料の入り口が狭く洗いづらい、ネジの中まで塗料が侵入して掃除が大変とめんどくさい事ばっかり。
ただ、サフやクリアー専用にするならそこら辺は気にしなくていいかも?


あとあまりネットで書かれないがカップの中もバスタブ型とそうじゃ無いやつが有り、バスタブ型はカップの崖になってる部分に塗料が溜まって最後まで使いきれない、側面の垂直面や角に塗料が溜まり洗いづらいといったデメリットがある。

この垂直面が、筆で力入れて擦りづらいから繊維出てあまり使いたく無い綿棒使ったり、角に塗料が溜まるのでいちいち筆で吸い取る必要あるのが面倒。

エアテックスとボークスのエアブラシがバスタブ型でそれ以外は普通の型っぽい?



ここは単純に自分の清潔さだがカップの外側に溝が入ってるやつをオススメする。
余った塗料やツールクリーナーを捨てる時にカップの溝がある時そこに塗料が溜まってハンドピース本体に塗料が回らなくなる。
溝がないと全体に塗料がまわって汚いだけではなく、パーツの固着の原因になってしまう。


サイドカップ型は洗いづらいので論外。
吸い上げ式はコンプレッサーが強い場合に限りサフや白などの洗浄面倒くさいやつ用にはアリ。(特に3Dプリンター所持している原型師さんは多用しそう?)

オススメのハンドピース

自分が購入したオススメ品と、未購入だがよさそうだな〜と思ってるやつを紹介


1万円前後

中国製や台湾製を使った身からすれば最高に綺麗にふけて詰まったりのストレスがない

オススメ

長所
・みんな使ってるから何かあった時の対処がしやすい
・レバーが滑らかで出し加減の調整がしやすい
・吹き付けが綺麗で安定している
カップ一体型の非バスタブで掃除が楽
・持ち手が斜めのおかげで安定して持てて大面積が楽

短所
・エアアップ機構が効果あるかわからん。
・おかげで先が長く他のハンドピースと感覚が違う。
・エア調整ネジが邪魔
・持ち手が斜めでスナップは効かせづらい

  • アネスト岩田 HP-CR

8000円

単純に質が良く何もオプションもないので気軽に0.5mmで広範囲に吹ける
2〜3個目のハンドピースにオススメ

長所
・0.5mm
・ギミックがない

短所
無し
・289と比べると少しレバー引いた時の内部の稼働を少し感じる程度(多分階級の差)

20000円

脅威の0.18mmは伊達ではなく極度の細吹きや、ほんの少しづつ塗料を出すことで繊細なグラデーションが可能

長所
・最小の細吹きができる
・レバー動作が289以上に滑らか
・これでしかできないこと多すぎる

短所
・高い
・使用用途が少ない

  • 以下持ってないやつ
  • ウェーブ アドバンス HT-581

1万円半ば

クレオスの289の姉妹品?と勝手に思ってる
なのでクレオス289と比べた結果を

長所
・ニードルキャップが平面と王冠2種類ある
・エアアップがない分短くて良い
・289と違い持ち手が真っ直ぐなので多分小回りきかせる持ち方ができる(自分の持ち方がおかしいだけ)

短所
クレオスより若干高い
・エアアップがない分低圧の安定へるのかな?
・カウンターウェイトのギザギザ痛そう。

289より若干安いやつ
なんもオプションないの!ええやん!と思いきやレバーの引きが半分で塗料の噴出MAXになるみたいでベタ塗り向きっぽい

1000円くらいしか変わらんなら289のがいいよねってことで自分は289にした。

8000円ほど

日本製エアブラシだと1番安い?し外見が1番機能的に見える。
ただここのエアブラシ経験がないためなんとも言えん

長所
・先が短く、ニードルキャップがラッパ型で見やすそう
カップに溝が入ってる
・エア調整ネジが無い

短所
設計が古そう?

レバーが平面

  • アネスト岩田 HP-CP

27000円

アネスト岩田のちょっと良いやつ。
ちょっと良いやつでこの値段怖い

見た目だけだとPS289のエア調整ネジ無しverで良さそうだし、中の精度もかなり良いはず

  • アネスト岩田 HP-BCS

10000円

吸い上げ式と呼ばれるやつ。
カップではなく下に専用の塗料瓶をそのまま装着して塗装できるどちらかというと高面積向きのやつ。

廉価版のHP-BN7000円は中国と台湾製でちょっとなぁ感、一つ下のHP-BCRとは値段全く変わらないのでBCSがお得よね♪

フツーに模型する分には必要ないが、原型師のような3Dプリンター出力品を沢山使う人のサブにオススメ。

仕組み的に顔料が本体に残りづらいのでサフのような洗浄面倒くさい系塗料を洗浄しやすく、揮発も起きづらいので長時間放置ができる、そして前述通り容量が大きい瓶を装着するのでいちいち注ぐ必要がない。
この特性が3Dプリンター出力品を作る時に最適みたい

欠点としては高圧のコンプレッサーじゃないと仕組み的に難しいことと、さまざまな色を使う場合専用の瓶が何個も必要なこと。

まとめ

以上がオススメのハンドピースの選び方。
簡単にまとめると「日本産8千〜1万円」「カップ一体型のバスタブじゃ無い方」を選べばなんでも良く不満は無い。

だいぶ長く見辛くなったけど、多少は選び方がわかったと願いたい

無機物置 C.C.C.Claireさん 「アークナイツ:マドロックE2」製作#3 完成







完成!!!
表面処理と塗装それぞれ2週間ちょいで終えれた!


最初はパーツ数やディテールにビビっていたが片面Pラインで思ったよりも簡単に表面処理でき(完成品フィギュアみたいな軸や気泡は大変だったけど)、塗装も塗り分けが少ないからタイミングや疲れが合わなく時間がかかっただけで予想以上に楽にできたね。

少し大変だったデカールや汗の表現もうまく行ったし、今まで買った中で最高額で最大のキットだったが上手く作れて安心した。

あとはクレオスがベルベットパールレッド発売したらそれだけリボンに追加で塗装するかも。

無機物置 C.C.C.Claireさん 「アークナイツ:マドロックE2」製作#2 塗装編

前回切り裂き型で楽と思いきや一風変わったダボとかで若干苦戦した表面処理が終わったので塗装のターン


ロドスの輪っかはクレオス水性の青竹色を吹いてマジックで拭った。





今回レジンの色が2種類あり防護服も上下違ったのでまずは濃いめのクールホワイトで塗りつぶしてから、防護服は若干薄汚れてる間というか使っている感を出したかったので少しグレー寄りのキャラクターホワイトを塗装し、シアンとブラックを軽く入れたブルーライトグレーでシャドウをした。
ガサガサな生地だと思うのでハイライトは無しで。
その後上はジャーマングレーとライトよりのグレーで塗り分けて写真には無いが首元や手首の留め具はGXのキアライエロー、足回りの方は外骨格用のベルトをMr.13ニュートラルグレーその縁を若干明るいガイアニュートラルグレー3で塗り分けをした。



その後デカールを作ったが貼ってる最中にボロボロ剥がれたのでエナメルで修正した。

うちのプリンター自作デカールと相性悪くて弾かれたり貼ってる途中どんどんデカールの塗料が剥げたのであんま使う機会なさそ


外骨格周りは以下の塗料
本体の上のラインと靴をジャーマングレー
本体と靴底をMr.333
靴の留め具?をMr.331
太チューブをニュートラルグレー3塗装後エナメルで塗り分け
細チューブをMr.338

グレー類はクレオス300番台の飛行機用塗料が絶妙な色合いをしていて尚且つ隠蔽高めなのがお気に入り。



外骨格に関しては前回記事の通りロマン目的で真鍮パイプに置換したので若干マスキングしやすかった。

油圧部分はクレオスのプレミアムミラークローム
初めて使ったけど下地さえ綺麗にしたら簡単にメッキ風の高反射で均一な塗膜ができ、マスキングにも耐えれるのが最強すぎる。

あとはEXブラックやニュートラルグレー3で簡単な塗り分け



ハンマーはMr.13ニュートラルグレーかな?を塗装後For evil 略をデカール自作して貼った。


柄の部分はジャーマングレーで塗装後、完成見本がパール?メタリック?でハイライトを入れていたのが良いなと思ったのでパク...参考に塗装。






アイペはこんな感じに

気をつけたポイントはm9nokuroさんのイラストは目が丸いのが多い気がするのでそこらへんかな?

睫毛は水着と音律のスキンを参考にして、グレーと黒のグラデと判断したので、先にグレーをエアブラシしてから黒をグラデ気味にエアブラシした。

あんまりイメージ固定化できないまま書き進めてたら瞳孔が最初細く書いちゃった、ワルファリン見たいだねと思って太らせたら無事マドロックになって一安心。




今回アイペのしょうもないミスが多く
1:塗膜が薄かったのかマスキングに瞳孔が持っていかれた
2:ゾルミスって目元が一部マスクされた
3:乾燥不十分でマスキングしてマステの跡がついた

気をつけないと🥵






マドロックは赤っぽくて白っぽい肌なので最初粘膜クリアーのみで塗装した(1枚目)が赤いだけで人肌感がなかったので、いつものサフレスピンク8オレンジ2を全体に軽く吹いて人肌感を取り戻した。

以下初心者の自論
オレンジは皮膚感、ピンクは血液感を出しているからピンクだけでは肌っぽくなかったのかな?と思った。
最初はオレンジ入れたピンクでキャラや人種で肌の厚さ?を決めてから、粘膜クリアーでどれだけ肌色を濃くするかを決めたら良いのかな?
わからん🤦



肌塗装したらワンフェスで買ったLGパールを吹いた。
事前に調べた時に、パールしっかり吹いてクリアコートしっかりしてから艶消ししないとLGパールの効果が無くなると聞いたので今回はしっかり目に。

あとついでに髪のハイライトにも吹いといた。




艶消し後、前回の艶消しにクリアー混ぜて軽くセミグロスにしたものを吹いたチェンと比べると艶消しのみに関わらず反射がしっかりしているのがわかると思う。

ただパールが厚すぎると脂っぽくなりそうなのでキャラやシュチュエーションによって吹き加減や有無を使い分けると良いかも。


タンクトップはフィニッシャーズのクリアブラックを瓶生で塗装後1番くらい部分のみEXブラックを軽く。

噂通りフィニッシャーズのクリアブラック暖色系で隠蔽も高くてこういう用途では最強だわ。
ただガイアのブラシマスターでは溶解力が若干足りなくて薄めて高圧にしても吹き付けられた塗料が斑点になりやすかったかな?





汗をかいてる重装オペレーターは最高ってTwitterの集団幻覚に囚われているので、エナメルクリアを7:溶剤1ほどのコッテリしたやつを0.18mmで吹き付けて、汗の粒を表現した。

吹き付けた直後は球体で最高だが、溶剤が揮発すると平面になるのどうにかならんかな、揮発が少ないウレタンで吹くか、多分不可能だしエアブラシ死ぬにそうだけどエポキシ樹脂やUVジェルとかを吹き付けるとかなんかな?

最後に鉱石病の源石をエナメル黒で塗装してフィニッシュ。


ps.髪の毛の写真撮り忘れたが音律スキンをイメージして、キャラクターホワイトをベースにCMY3色で暖色よりに濁らせたものを塗装。

無機物置 C.C.C.Claireさん 「アークナイツ:マドロックE2」製作#1

先日boothにて受注販売されていたマドロック、12月23日と少し早めのサンタさんがお届けしてくれた奴を製作する。
(本当は夏wfで変えなかったテキサス買うつもりだったけどより高いマドロックに変更して財布が吹き飛んだ)

ここ数回のガレキが割と基本やるだけで完成したので書くことや写真を撮る気概が少なかったのに対して、良くも悪くも写真を撮ったり気になった点があるので分割する。




今回作るのはマドロックのE2バージョン。
丁度1年前にあぽーさんのSDマドロックを初ガレキとして作ったのが考え深い物があったりなかったりするかも。

コロナで死にかけながら開封すると中国お馴染み?の引き裂き型複製(なのかな?)による片面パーティングライン最高!と画像の防護服のような複雑な形状の抜きの素晴らしさ、腹の素晴らしさに感動していた。

ただ1点気になったのがboothの説明欄に書かれていた瞳デカールが付属していなかったこと。
アイペできるのでそこはあまり問題ではないが、瞳デカールと描きつつ完成見本にはいくつかのその他デカールが使われているみたいなのでそっちの有無が気になっているところ。
気づいてすぐboothの連絡欄に書かれていたアドレスに連絡したが1ヶ月たった今でも返信はなし。
代理ディーラーさんや説明書の中国メアドも送った方が良かったかな?





前回のチェンが完成したので早速組み始め。
まだコロナの体調が回復していなかったので塗装しながら乾燥中に次回やすりがけは流石にしなかった...

この足や胸部と言ったら縦に長いパーツのダボ穴がいつもの凹凸をハメるのではなく、空洞に棒を差し込むような形式になっていた。
中間のパーツが固定しづらかったり、軸打ちはパーツの固定だけではなく、凸の根元まで真鍮線をさしてレジン凸がもげるのを防止する目的もあるのでこの方式は自分は好みではないかな。

画像のように足にめちゃくちゃ長い1.5mmを指して足の付け根に刺すようにしたけど正直強度に不安がある。



悪いことだけではなくマドロックの場合脚の横に外骨格があるので、そのパーツを横から刺すことにより足の付け根の長棒を横から固定できるってのはいいアイデアだと思った。




ほんで足が終わって胴体と腕を作る。
他のパーツは全て合いが完璧だったが胸部と首元のパーツだけ隙間が発生したので肌色部分ということもありシアノンで埋める。
シアノンで埋めるの本当苦手、いつも余計な所着いちゃったり上手く噛み合わなくなったりする。
お腹のパーツいいね👍目立つのと源石があるので上手く塗装できるように頑張りたい





顔パーツはびっくりするくらい気泡が表面でてたり眠っていたりとパーツが荒れ放題なので足付け程度に磨いて塗料を厚吹きしてから磨いた。
耳の部分うらのPラインを消すときに耳先がどんどん削れていったのも地味に難しかったね。

顔のみではマドロックか?どっちかというとワルファリンなイメージと思ったが、髪、角とパーツを足すとちょっとずつマドロックぽくなっていくのが面白かった。
角はもう少し尖らせたいね。





あとはハンマーの形がかなり歪んでいる。
ただよくデザインを見るとこのハンマーは頭部が水着スキン、柄がE2とハイブリットされていた奴なので頭部もE2になるようポリパテを盛りまくってベベルを無くして綺麗な長方形を作った後、ナイフやリューターで軽く傷をつけてみた。
ポメルが元絵には無いので外すかどうかちと悩んでる


髪は2つだけ分割されていたので接着後に水性パテで埋める。



そして全部磨いたやつを軸打ちして仮組は終わり。
前述した通りダボが通常とは異なる形だったり、ダボからのドリル開ける空間があんまり無かったりでいくつかは軸打ちしてないけど仕方ないね。

ハンマーのリボンはロールケーキのような形で複製されていたので熱による曲げが必須で熱湯かけたりすると全体が縦横に歪んでしまうので、このためにエンボスヒーターを購入した。
エンボスヒーターめちゃくちゃ楽でいちいちお湯を沸かしたり、ドライヤーを長時間当てたりしなくても局所的に曲げれるの最高すぎる。

コレでハンマーの柄の曲や角の後ろ側が髪に追従してなかったのも楽に修正できた。
エンボスヒーターは便利なので買うべき



上記が終わり塗装中に最後の改造
自分が(一応)スケールモデラーってこともあり、金属置換って言葉が大好き
なので外骨格の一部を真鍮パイプに置換した。

ほぼ意味ないけど、いいよね...

下の方はモールド入ってるのと、内側の棒が関節パーツと干渉して"立体化の妥協"をしているので置換は無しで。