マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

『アークナイツ×レインボーシックス』コラボとマルチプレイの感想

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はじめに

トムクランシー作品は映画と一部ゲームしか経験がなく、R6シリーズは小説もゲームも一切合切見てないのでR6Sの作品設定に何か勘違いがあると思う。

レインボーシックス:シージ

ストーリー

ロシア人科学者が原石を使い転移行った結果レインボーシックスの4人らも巻き込まれる形でこの大地へやってきた。
そして転移先のサルゴン砂漠地帯のロングスプリングで後継争いに巻き込まれるという話し。

ストーリー感想

思ってたのと違かったが興味深いストーリーではあった。
R6は都市のテロリストと戦うイメージが強かったので中東がモデルっぽいサルゴン砂漠地帯なのは驚き、移動都市ではない田舎のおかげで地球人らがより現代的ではない感染者差別を観察できたっぽいのはいいがR6Sコラボである必要があったか?と聞かれればうーんとなる。(中東なら同じUBI作品で適任おったやろとツッコミたい)
R6コラボで良かったのは銃技術やその他電子機器に精通しているオペレーターが多い、単純な力で劣っている分攻勢防衛両方に精通しているので技術力で戦える等設定を作りやすかったりストーリーに違和感を減らせたり出来たのかなって。


地球人にとってのテラの環境やテラの人々との種族的な格差、電気と原石と言った技術力のギャップ等この大地は地球とは違う世界と改めて認識し設定に理解が深まったのがとてもよかった。
感染者が死ぬとどうなるか以前も設定としては存在するが実際確認すると、敵が死んだ時のエフェクトと全く同じっぽいのはビビったね。

ドルフロxディビジョンと違って元ネタや過去イベント、グローバル版未実装要素などをせずとも100%理解できるストーリーで大満足

難易度

ラスト以外は割と簡単だがラストは仕組みを理解するまで難しい。
どのゲームもコラボでも難易度はこんなもんだと思っているので特に疑問は無い、強いて言えば虫の数は面倒ながらボスがワンパンや超防御力等のインフレは起こしていないだけまだ戦いやすい相手だったかな?左右で被ダメが変わるギミック自体は面白かった

そもそもなぜ科学者は原石を所有していたのか

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いきなり言及されたのにもかかわらず最後まで説明されなかったやつ。
単純にアークナイツの未来のネタバレになってしまうため細かく説明しなかったと思うが、猿の惑星のようなテラ=未来の地球説を信じている自分からすれば元々地球にあったでも宇宙から飛来してきたでも現代地球にもある物質と確認が取れただけ考察の幅が広がりとても嬉しいが、このコラボ自体正史か非正史かわからんので油断できない。
もう一つの可能性としてはテラかはたまた別の世界からの転移が地球にやってきたのを偶々発見したってこと、明らかに不自然だが可能性としては0ではないので記憶の隅に置いておく。

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こんなこと言ってるのも不穏、トムクランシー作品の敵じゃなくてオリジナルキャラだよね?

テラ=未来の地球説を支持する理由としては発見品で技術(のインスピレーション?)が得られている、チェルノボーグ地下のようなオーパーツがある、R6は大気や重力や太陽等のような環境に言及していない=地球との違和感がなかった等がある。
(電子とアーツでかなり技術が違うので発掘品は根拠にならないが)
考えて思ったけどロドスの元ネタっぽいロードス島(+ホスピタル騎士団)もテラの元ネタっぽいティラ島(アトランティス伝説の有力地)もエーゲ海やし、ロドスが使っているヒポクラテスの誓いもギリシアやな

言語

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英語はヴィクトリア語に近いもの、ロシア語はウルサス語を頑張れば理解できると2つの地球の言語が触れられた。(Ash=イスラエル人、Frost=アジア系カナダ人、Blitz=ドイツ人、Tachanka=ロシア人と言った出身による鈍りは不明)
Blitzなんて特にドイツ鈍りがキツイので言及して欲しかった…

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ヴィクトリア語なのにクルビアが先に口に出ていたということは地球にようにアメリカ(クルビア)英語とイギリス(ヴィクトリア)英語があると考えられる。
ひとつ気になるのが数十年前のヴィクトリア語に近いとオクフェンが言っていたこと、言語なんてすぐに変化するのはわかるがケルシー先生は数百年生きている=テラが最近作られた世界の可能性は少ない、ことを考えると現代英語がここ数十年で急に古くなったとは思えない。
半ば揚げ足取りっぽいが少し引っかかったポイント。

そして、田舎の子供の医者でも「変に古い言葉を使ううえカタコトなヴィクトリア語」を理解できたってことはテラの共用語はやっぱりヴィクトリア語なんかなって。
全英語ボイスのアークナイツも一回見てみたい。

Blitzがこのような明らかに時空が違うコラボにしては珍しく歴史書SF小説について興味持っていたので、プロファイルかEXステージか知らんけど本の感想を教えて欲しいな。

種族

我らがホモ・サピエンスとテラの人々の差が理解でき、同時に恐怖も得た。
DP-28本体9kg+弾丸30g×70発+予備マガジンやら各種ガジェットやら防具服やらを完全装備で過ごしてる軍人男性タチャンカvs盾やタクティカルベスト装備している以外比較的軽装の警備会社女性リスカムで腕相撲したらリスカムが勝利したくらい基礎的な性能が違う。(ヴィーヴル族は他種族よりも力が強いらしいが💪)

テラ=地球説を推すなら、知能が同じで力が劣っている人間が消えるは当たり前かなって。
(地球がテラに変わった際にホモ・サピエンスがなんらかの理由で消えたり、テラ人と交わりDNAが薄れた可能性もあるが)

というか誰もホモ・サピエンスの種族について違和感をもたない辺り地球から迷い込んだ人やメフィストのようなホモ・サピエンスに近い人もある程度いるのかなと考えたり。


こっからは少し別の話
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オクフェンが「遠い国で感染者がいないなら差別問題とかないんやろな」的なことを言ったあとBlitzに釘を刺され察していた。
薄々わかってはいたがテラには“感染者”と“魔族”以外の種族、ハーフ、肌、性別と言った差別はあまりないことになり、ロドスの目指している先は感染者の治療及び差別を無くすこと、だがアーミヤはサルカズの魔王なのでロドスが今の地獄を終わらせた先にどのような地獄が待ち受けるかを暗示しているような会話内容となっていると感じた。

技術

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地球製の銃とラテラーノのアーツ銃の比較については以前コラボの杞憂記事を引用して下さった方のこちらがわかりやすい。

その他については
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新たに、車や無線等などのガワや基本的な操作方法は似ているが中身が全くもって違うことが判明。
中身が違うのにガワが同じなんて違和感がないのでやはり発見品は電子機器だが、構造が理解できないのでガワと機能をコピーし中身をアーツ技術で補ったものがテラ製品の原型なのかなと思った。
そうすれば独自の進化品を作れないのでガワのコピー品オンリーのアーツ銃や、電子機器を進化させた未来的な外見のアーツ製品の2種類で区別できる?

どうでもええけどロドスアイランド号に“発電所”があるのはリスカムのアレってことでええんかな?

考古学者のオペレーター現れんかな。

てか発見品ってなんやねん

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流石に深読みしすぎ。

R6Sコラボ感想まとめ

テラにやってきた理由は予想どおりいい加減だが、コラボ用のパラレルワールドである可能性を含めてでもアークナイツ世界の考察にとって有益な情報盛り沢山だった。
ストーリー自体も終わりがなかったとはいえフツーの良い話としてできているので満足。

Ashの声がイイ
Blitzはイケメン

マルチプレイ

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R6Sコラボと同時にイベント化されたマルチプレイ、前回のミニゲームもメインイベントはサルゴンが舞台だったので決まり事があるのかな?

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めちゃくちゃ楽しくて各ステージ3難易度1時間で終わったので嘘だろ?ってくらい短く感じた。
フレンドとボイスチャット繋いでコレくらいで終わったのでソロで野良とやる人の気がしれない。

他人の戦略を見て学べたり上下の概念があり、ギミック等もいつもと違う新鮮な感じで楽しめたがVC前提で遊ぶみたいな難易度や楽しみ方でケオべの時みたいに復刻は当分ないんだろうなと寂しさも若干ある。