マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

ロッキーⅣ:ロッキーvsドラゴ 感想


いつもゲームやったり映画の話しているフレンドに観にいけと言われたので、1〜4を見て行ってきた。

まず1〜4の感想は
1:不器用で人生上手くいっていないロッキーが、チャンスを得て友人や恋人に応援され試合に臨むのいいね。
序盤はこの頃多い陰鬱な作風のドラマだが恋人と約束しトレーニングに励むようになってからのドバッ!と急上昇し観てる側も脳内麻薬ドバドバで終盤まで見入ってしまった。

2:1が完璧な終わり方をしたのでぶっちゃけ蛇足感あるが、絶頂期なロッキーがどんどんと現実的な問題に直面してしまう、やはり俺にはボクシング🥊しかないと言うストーリー自体は良い

3:今までアポロ側のシーンも多かったがMr.Tのキャラはそういったシーンがほぼ無いので終始お前なんやねん感が否めない。
ロッキーも売れに売れてからの生活が彼らしくない。
ライバルだったアポロとの友情は最高だわ。

4:ドラマシーンはちょいちょい説明不足感が否めない、相変わらず敵のドラマシーンは皆無、尺稼ぎと思えるシーンが多数、ソ連に喧嘩売ってるいつものアメリカ映画とあまり好みではなかった。

ちなみにアポロのトレーナーが1番好きなキャラかも

ディレクターズカット感想

前述通り、4は今までの中で1番面白くないと感じたが今回のは結構改善されてて良かったわ。

2000万人が戦うなら2人が戦った方がマシといった終盤のセリフが今に合っている。

いいとこもあかんとこも両方あるので、円盤発売されたらファンが切り抜いて自分らのエディションを作りそうw

今後もこう言う大幅変更したディレクターズカットをちょいちょい上映されても良いかもなと新しい道を切り開きそうな映画かも。

  • いいとこ

まずドラマパートが作中前半をほぼ変更したレベルで変わっており、より細かく丁寧にされていた。
そして4は家族との絆が多かったと感じたが今回はボクサーとしての信条がかなり強くなり、ドラゴの台詞も増え「政治利用されたサイボーグボクサー」からより「1人の誇りあるボクサー」になっているのがとても良い。ラストラウンドの己の為に戦う"ボクサー"がより強調されている。
葬式のシーンもオリジナルが短かったのが伸びて嬉しい。

オープニングも笑いそうになる国旗付きグローブの衝突爆破や恒例の?前作終盤使い回しを全て変更され前作あってのロッキー4の意味合いが強くなったと感じた。

エンディング曲の順番

ソ連高官の拍手のようなあり得ないシーンを多数削除したのは良かったわ。

意味のないコメディ要素の削除。

  • やなとこ

削除シーンもあかんとこある
アポロ戦でのロッキーがタオルを投げるのを躊躇するシーンやドラゴの10カウントが短縮されたのがマジで謎。
家族との話がかなり薄れてると感じた、特に子供がTVで友達と応援してるシーンなんで消したし。

アポロの入場シーン(そのくせ直後はカットシーン多め)やドライブシーンなどの冗長すぎるシーンがそのまま(仕方ない)

撮ってないのか知らんけど、ドラゴのドラマシーンもうちょっと増やした方がより良かったと思う。