4K版が映画館でやっていたので見てきた。
名作と言われる理由わかるわ
失礼な言い方になるがオープニング曲のステインアライブがあまりにも有名すぎで45年前と昔の映画がゆえに、タイトルを知ってても中身を知らない映画TOP3になると思う今作。
今まで見れる機会は何回か有ったが「今じゃないな」と直感に従い毎回わざと見送っていた所リマスター上映されるとのことで濃厚接触の自宅待機が過ぎ早速行ってきた。
BGMはよく聞くが中身を一切合切聞かないことで一種の不安を抱いていたがそれがアホらしくなるくらいの映画、最高。
「ディスコデビューしたばかりの主人公役のトラボルタがダンスでディスコ界をのしあがり女の子を射止める王道な娯楽作品」だと勝手に思っていた所「既に地元ディスコの有名人トラボルタが次回のダンスコンテストまでに家族、不良仲間、一目惚れした子などとの関係について葛藤する若者を描くめちゃくちゃシリアスなドラマ映画」と180度想像と違った映画で戸惑いつつも前述したシリアスなドラマと若者のひと時の安心であるダンスパートの陽気なカルチャーの差に気づいたら魅了される。
ウエストサイドストーリーのようにプエルトリコ人との対立が有り、それについての差別の風刺も描写されたりでかなり真面目な内容だが、おそらく風刺有りとはいえ女性キャラの扱いがかなりエグいので見る人にとっては結構不快かも。
よくある70年代の不良作品なのでそういうシーンあるし。
有名なステインアライブ以外の音楽どれも良くて歌詞はわからんが映画の場面場面にかなり合っている。
曲が有名な映画は映画館で見るべきよ、5年近く前に見たストリート・オブ・ファイヤーなんて未だに感動して、もう一度映画館で観たいと思ってるくらいだよ。