マグスのゲーム&映画ブログ

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バルドルの運命は!?『アサシンクリード:ヴァルハラ ラグナロクの始まり』感想 レビュー


2022/3/10に配信されたアサシンクリードヴァルハラの追加の追加コンテンツの感想記事。
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PS4スペック

結局PS5手に入らんので初期型PS4でやったが、可能ならば最低でもPS4PRO以上でやった方がいい。

一度サポートに修理を出して排熱騒音問題は解決しているので熱暴走は無いものの、今回溶岩が多いためかスペック不足が目立ち処理落ちやそれによる完全なフリーズが数回起きたのでこまめなセーブを心がけるように。

クリア時間

マップの8割近くの探索込みで18時間ピッタシ。
全て探索するとおそらく20時間と少しくらいかかるかな?と値段を考えると少しボリューム不足気味ではあるがDLCだし…って我慢できる範疇ではある。

DLC2つを合わせたくらい?

ストーリー


ヨトゥンヘイムでのスットゥングの酒強盗事件から少し経つ。
ムスペルヘイムスルトドワーフが住むスヴァルトアールフヘイムに侵攻した、ハーヴィの息子バルドルは和平を結ぶためスルトの娘エイサに求婚に向かったが願いは叶わず捕虜にされてしまった。
ハーヴィはバルドルの解放のため、ついでにスルトが企む光のエルフの秘宝を使った野望を阻止しに炎の巨人が征服したスヴァルトアールフヘイムに旅立つ。

ストーリー評価

北欧神話の伝説を色々紹介しつつ話を進めると今までの神話篇と同じ感じで進んでいるのは本編と同様だが、今回は「アースガルズ篇の仲間との和気藹々としてストーリーが進む」「ヨトゥンヘイムの神話をなぞりつつイスとの関連性を仄めかしつつ進む」の二つとも違い最初から最後まで完全にシリアスな神話として物語が進行していた。
シリアスな神話も面白いが前二篇のような感じだと思うと少し面食らうかも

バルドル云々は前半で終わらせて、エンディング周辺でアースガルズ篇の予言になると思っていたが、そんなことなかった。
本当にラグナロクが始まっただけやった

オーディンが父親として子供思いだなと新たな面を見れ、様々人物と楽しく過ごしたのがよかったが、やっぱクズやなって

シンボルマークである建造物がAC3やって無い人には意味不明でやった人も違和感ある、光エルフにPoEの詳細やスルトの最終目標含めて全体的に説明不足が否めない。

というかユグドラシルでエイヴォルはオーディンと決別したのでは?(だからDLCの暗殺で謎空間一切無かったって判断したけど)

  • ストーリー感想その他

明らかにAC:ヴァルハラで続編を作る気が満々(アニムスの異常現象で今回の結末とその後語っているせいで続編あるのDLC発売前から分かりきってるけどね。悪戯の神はすぐこういうことする)

エイヴォル篇は若干あり、困っているエイヴォルの相談乗ってくれるソープの仲間優しいよ(涙)
ちなみに兄上と別れるエンドが正史確定した。

前二幻視篇と現代編は一切なし

追記
DLCの前後を描くコミックで現代編の続きをやっているらしい💢

性別はアニムスに任せるを選んどけ!

サブクエスト(謎)

今回はオリジナリティが少なかった、今までのような小話挟んだやつも多少あったが殆どが囚われたドワーフの解放云々で敵を倒すだけだったのが少しかったるい。
世界中にあるとある兄弟の鍛冶場の跡で北欧神話のさまざまな伝説見れたのはいいね。

襲撃

今回は今までのDLCと違い“教会”枠としてシリカの精錬所?があり、襲撃ができる。
前二神話と違い船としてスキーズブラズニルを使えるがレイヴンズクランでの船の見た目、乗組員、セリフと爪が甘かったのが少し残念。

新要素

カーラの闘技場


なーんか見覚えのあるヴァルキュリアが行なっている闘技場。
ハーヴィが歌を歌いその歌にちなんだ敵がフェーズ毎に襲ってき、歌に混ぜた設定で難易度を変え報酬を増やすこともできる。

季節イベントの闘技場に似ている、何回もやるのめんどくさいのも同じ。

集めたコインで装具を購入可能、その装具が公式の画像で散々出てきたオーディンの装備一式なのでロールプレイングを求めるなら早めに入手しておきたい。(グングニルを忘れずに)

魂剥ぎ


右手につけるエデンのかけら?

最初は2つの力しかスロットに入れることができずゲージも1つだけ、そこからオリジンズにも出てきたシリカを使い強化で増やすことができる

  • カラスの力

カラスに変身しスニンのように移動でき、シンクロポイントのような面倒くさいところ行くのに便利だがゲーム性殺してる気がしなくもない。
強化でエアアサシン可能

  • ムスペルの力

炎の巨人に変身し、敵をやり過ごしたり溶岩の上をダメージ無しで行動可能。「謎」のギミックに使用。

  • ヨトゥンの力

霜の巨人に変身し、弓でテレポートができる。強化でオデッセイのようなテレポート暗殺ができる。「謎」のギミックに使用。

  • 蘇生の力

武器に炎上属性を付与し倒した敵兵を味方として扱える。

  • 冬の力

炎の巨人へのダメージがあがり敵に氷属性を付与。

  • 普段使う力

移動用にカラスが固定、ギミック用にそれぞれの巨人の名がついた力を使うとなると蘇生と冬は一切使わなくってしまう。
この力がギミックに必要だが、たまにギミックに使う力の死体が設置されていないのが若干のストレスを感じながらプレイしていた。

キャラ


炎の巨人とドワーフが殆どで少し霜の巨人がいる程度、アース神族や人間、ハイブリッドが全く出てこないのが残念。

霜の巨人がいる理由はスルトとスットゥングに親交があるからと、もう一つ理由があるみたい…?

スルトとバロールの関連性は無かった。

武器装備

  • アップグレード

新たにプラチナ鉱石が追加され、レア度を「天」にあげることができた。
効果は武器防具共通でステータス上限解放と新たに追加された特殊ルーンをセット可能になる。
それに加え防具は五つとも天にするとスヴァルトアールフヘイムにいる限りオデッセイのように着地ダメージ無効になる優れた効果。

  • 武器

新たにアトゲイルというアイスランドヴァイキングが使った?槍斧?ハルバート?のような武器が追加。
弱強攻撃でコンボを作るとダメージが上がるみたいだがようわからん、L1は盾のように防御体制を取れ解除時に攻撃もできる。


そのほかはデーン斧や片手斧等が少しで、どちらかというと新武器に力入れていた。

  • 防具

予約特典合わせて6種類ほどが追加、だがロールプレイングを求めるとオーディン一式しか着ないよね。

今までと違い様々なイベントで少しづつ装具が貰えるのは、本編中のこれやっても報酬無いのだるいなぁ...なモチベーションダウンが確実に少なくなってるのはいいこと。

マップ


ムスペルヘイムやアースガルズと言った別マップは一切なし。
移動手段が増えたことで高低差がある地も行きやすくなったのはいいこと。

イスと神話の関連性

開発が事前に「現代編無いけど、イスに関するイースターエッグはあるよ」と回答していたのでヨトゥンヘイム篇並みのイスらしさを期待していたがそんなでもなかった。
PVでイス語がサブリミナル起きていたので、ムービーの所々で現実と幻視のイスの比較くるとウキウキしてたけど無かった。

全てをイスならどうなっているか?と頭をフル回転しながらプレイしていたがエイヴォルの神話イメージが強すぎる、バルドルヤドリギ云々の時点でイスに例えられん!!!ってギブアップ仕掛けるレベル。
あと、PoEを扱えるのは光のエルフだけ!みたいな描写してるのが厄介

詳しくはこっちで↓

総評


さまざまな追加要素を出し、ストーリーもハーヴィとエイヴォルの違いや似ているところを表し、神話について遊びながら学べてよかったがみんなが期待していたラグナロクの最中が一切合切無かったのは普通に何でこの内容で高額DLCやったんや感が多い

5000円とDLC一つに対し強気でストーリーも長く武器装備も多いが続きの有料DLC可能性大なのを踏まえるとぶっちゃけ微妙
絶対オススメ!ってレベルではない。

ソシャゲみたいに定期的な資金調達とUBIが関与できない中古取引の抑制に無料、有料DLC作ってる思うがそのせいで値段に合わない有料DLC3連続+今後も2個は確実にありそうってどうにかなんないかな。
なんとかエディションで単品ずつかうよりは多少安く買えたとはいえ既にDLCだけでフルプライス本体買えそうな値段だぜ?
これもってるなら次のDLC値引きされたりしねぇかな(てかシーズンパス優遇するべきだったんよ)

てか1年半前のゲームとはいえDLC単品と本体+DLCがあんま値段変わらんのなんなんよ

少し終わり方が雑で次回のDLCありきだが北欧神話、本編の幻視篇や自分のようにイスのSF要素が好きならぜひ手を出して貰いたい一品でもある。