マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

『Sniper Elite V2 Remastered』

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概要

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2005年に発売された“Sniper Elite: Berlin 1945”をリメイクした2012年発売の“Sniper EliteV2”をリマスターした狙撃中心のTPSゲームややこしい…

開発はRebellion Developments、最近はこのシリーズしか作ってないようだが過去レインボーシックスSWBFCODなどのシリーズを一部製作した開発なのでシューテングとしての質は保証できる。

シリーズとしては1番古いが時系列としては1番新しい。3が1番古いアフリカ戦線の話で4が3とV2の間のイタリア戦線の話。

 

ストーリー

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第二次世界大戦末期。

ナチスが開発した世界初のミサイル兵器“V2ロケット”の恐怖にさらされた連合軍はナチスの技術を入手する為技術者を亡命させるペーパークリップ作戦を発令する。作戦はある程度成功し多くの技術者を亡命させられたがベルリンは例外、既にソビエトの包囲下にあり占領も時間の問題であった為将来敵になるかも知れない物に技術者を盗られることになった。

それを殺害又は保護により阻止する為カール・フェアバーンは単身でベルリンに潜入することになる。

ちなみにカール・フェアバーンが今作戦に選ばれた理由は卓越した狙撃と潜伏技術の他に幼少期にベルリンに住んでいたため地理がわかるのとドイツ語、ロシア語がわかるかららしい。

 

ストーリー開始前に記録映像と共に第二次世界大戦の大まかな説明があるので詳しくない人でも安心!

 

ゲームモード

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キャンペーンの他にキル・タリーと言うウェーブ毎に現れる敵を殲滅するモードがあるがあまり面白くはなかった。

チャレンジモードがDLCミッションだが開始時のミッション説明以外ストーリーらしいストーリーはないのでゲームとしての楽しみ以外ではやる意味がない。ちょび髭の方玉おじさん暗殺ミッションはこっち!

 

難易度

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3種類+カスタムがある。

個人的には敵がベテラン、狙撃がリアリティ、UI一部をオススメする。理由としては敵を1番強くすると攻略可能だと思うがコッチがまともに動けなく撃てなく瞬殺されるで若干のマゾゲーと化す。狙撃をリアリティにすることで重量と風の影響を受けるようになるので狙撃ゲームらしさが1段と上がり狙撃がより楽しめるようになる為。UI一部の理由は敵のタグ付けやフォーカスによる着弾アシストが消える為一気に難易度が上がり逆に楽しめなくなってしまうから、できるようなったら楽しいんだろうなぁ〜とは思う。

 

武器

スナイパーライフル

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今シリーズの目玉武器!コレがないと何エリートになるのやら。

リマスター版だから4とは違い最初から全てアンロックされている。

大きく分けてボルトアクションとセミオートでわかれる、ボルトアクションはダメージとズーム倍率と弾速に優れているがリロードは1発1発込める形式の為遅いが途中で中断できるメリットもある、反面セミオートはそれらが劣っている代わりに連射力とがありマガジン数が多い為乱戦に強いそしてリロードはマガジン毎の為早い。

ちなみにボルトアクションなのに連射力が少し速く(体感)マガジンに弾が10発も入る素晴らしいスナイパーライフルがある、Lee Enfield No.1 MkⅢだ!みんな使おう!

 

サブマシンガン

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4ではあまり使わなかったが今作はかなり使う、基本的になんでもいいがしいて言うなら弾が入手しやすいMP40かPPShがオススメ!

今作はサブマシンガンは全部サブマシンガンの弾ではなく武器種弾薬箱に入ってる弾以外はその武器専用の弾になる方式なので弾を鹵獲しやすい上記がおすすめ、あらかじめ作戦説明などでどちらの敵がいるか予想立ててから選ぶと良い。

 

ハンドガ

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Welrod M.Ⅱ一択何故ならこれしか消音器次の銃がないから。

Welrodは上記の特性のおかげで最初から最後まで使うことになる。だが残念なお知らせ精度が劣悪10メートルもしないくらいから頭よりクロスヘアが大きくなり当たるか当たらないかという微妙な使い勝手になってしまった、そのためヘッド狙いはもちろん胴体2〜3発キルも考慮して撃たないと行けなくなってしまった。

 

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Meleeは一応あるが非発見状態の背後からじゃないと成立しない、なんとカバー状態からも発動できない!ということは...Welrodでいいじゃんそういうこと

 

アイテム

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陽動の為の石、2種類のグレネード、2種類のマイン、最後にダイナマイトがある🧨

開始時に持っていけるのは通常1つづつだが1つ減らして他のをもう1つ増やすことも可能。

石は陽動の他索敵やグレネードの誤認としても使える。

グレネードは遠くに投げれるドイツ製のM42と威力が高いが遠くに投げれないソ連製のF1がある。投げる時の判定がガバく中腰で投げると手前に落ちたりするのが多々ある。

マインはトリップマインと地雷がある、トリップは感知用のワイヤーを張りそれに触れた際爆発するので汎用性が高い、地雷は踏んだ際に大爆発を起こすので1トライ2キルも珍しくない対戦車は不明。いかんせんトリップが感知範囲が広く侵入方向から進む方向に斜めに張れば(./こんな感じ、.が爆薬で/がワイヤー)1トライ複数キルが用意なので優先的に使ってしまい結果地雷が余ってしまう。

ダイナマイトはゴミ、4と違って投げれないので使い勝手が悪い、敵巡回の予想路に置いて起爆させようにも一本道ゲーなのでする機会がないので地雷の効果増幅、爆発物が狙撃位置から死角になってる場合の誘爆用にしか使えない。

プレイと戦闘

画面

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ミニマップや心拍ゲージなど甘ったれたUIなど存在しない!

 

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ミニマップが存在しない為地理の確認のためいちいち見辛い全体マップを見ないといけないのがたまに傷だが見づらいと言いつつも狙撃位置や入れる建物など有益な情報を教えてくれるマップ君好き♡

 

敵の出現タイミング

予想だがエリア侵入+目標進行度でスポーンするようになってる為、基地を狙撃による制圧した後近いたら敵が出現するなんてしょっちゅうある、なんなら後ろから出現するのでコレが厄介。

後者は予測できるのでマインを仕掛ければいい。

 

狙撃

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難易度によるがよくあるFPSと違い弾道落下の他に横風による弾道のズレもある。その為長距離狙撃が難しく弾速が低い銃だとフォーカスのアシスト無しじゃ何発も確認用の射撃をしないと狙撃が困難になる。

心拍数とゲージは走りと共有、戦闘やダメージによっても心拍数とゲージが増減するので管理がかなり難しい。

UI説明は左下が心拍数と息止めゲージ、右下がマガジン内の弾数、右上が後述するサウンドマスク時のアイコン。

フォーカスズームをすることによりゲージを消費して多少の謎ズーム、軽いスローモション、設定によるが赤いアシストマーカーが表示される。

 

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他方向から侵入できた4と違い1〜2ルートある1本道ゲームの為使う機会が限られている、巡回路に置いておくというよりは目的達成後の撤退時等の敵がスポーンしそうなタイミング、場所に予め置くことになるのでいつもと違った状況把握が大事になる。

 

ステルス

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今作のステルスは激ムズ、4にあった消音弾が無くなっただけではなく砲撃や低空飛行機などの大音量が発生した時“サウンドマスク”と呼ばれる時間が発生しその間は発砲してもバレないタイミングがかなり少なく、敵が索敵範囲がかなり広い+ミニマップがない為4にはあった今の状態(姿勢や影)じゃこの距離ならバレないというマークが無いのでステルスがかなり難しくなってる。

アラート状態は1人1人が発生してると思われる。例えば1人にバレて射撃されたとしても他の敵に目視確認されるまでに倒せばこちらからの発砲による警戒状態で済む。

なので今作はステルスゲームというよりはステルスもできるシューティングゲームと割り振ったほうがいい。

強制戦闘がかなり多い為ゲーム性としては上の理解であってると思う。

 

戦闘

敵狙撃兵と固定機銃

今作のストレス要因。(特に銃座)

狙撃兵が目力強く発見しやすいのはわかる、だが銃座君おめーはだめだ。

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狙撃兵は名の通り主人公のように高い位置に待ち構えカウンタースナイプしてくる、甘い動きをしていると直ぐ発見し大ダメージを与えて来るので狙撃兵に怯えながら行動することになる、何が嫌かというと再射撃がかなり早いので照準に手間取っているとまたダメージを受け心拍数が上がり照準が難しくなるというループが発生するのが少し面倒臭いが緊張感があっていい。前述した仕様のおかげで狙撃兵にバレて撃たれても他の敵にはバレないのが救いか。

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固定機銃は今作の害悪、なぜなら狙撃兵に劣らない視界を持っているのと場所によっては銃手が無限湧きする。その上基本的に他の敵の側にいるので連鎖的に発見状態になる。

この2種が嫌なら早期に倒せばいいじゃんとなるがそこでステルス説明欄を思い出して欲しい、サウンドマスクがない場面にもよく出現するのでこいつらのせいであまりステルスができなくなってる…

 

銃撃戦

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完全ステルスが難しくストーリー上の強制戦闘が多いので少なからず銃撃戦の技術が大事になる。と言っても基本的にはバレた状態での狙撃になるが敵が詰めた時にサブマシンガンを使ったり、バレる前提や狙撃位置変更時用に罠を置くのも割と重要なので後に敵が来そうな所には罠を置く癖をつけたほうがいい。

被弾すると心拍数が上がり銃のブレは激しくなるのでこまめに移動するよう心がけよう!

 

独ソ戦の影響

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ベルリンの戦いは独ソ戦の最終面なのでナチスドイツだけはなく同盟相手のソビエト軍も登場し敵になってるので一部ステージでは敵同士戦わせたあとに参戦したりもできる。ドイツ兵を殲滅したらソビエト兵が援護してくれるなんてものはないので気をつけるように。(史実でもソビエト兵がアメリカ人見かけたらすぐ発砲してたのかな)?

勿論武装や兵器が違うので敵陣営によってもっていくサブマシンを変えるとよさげ。

 

評価

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粗が目立つゲームではあるがシリーズ実質1作目と考えるといいんじゃないかな。狙撃やベルリンの戦いに興味がある人はやったら楽しめるがステルスゲーを期待するのは❌

BGMがよくメニュー時に聴けるシリーズのテーマ曲がお気に入り。メニューで曲を聴きながら携帯いじっちゃうくらい。

その粗がほぼ無くなっり全うなステルスゲームになったのが4なので英語に抵抗がないなら4を買ったほうが良さげ。

3はまだ未プレイなので今度買ってみようかな♪