マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

未だにこれを超えるジェダイゲームは無い『STAR WARS Jedi Knight Ⅱ:Jedi Outcast』

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リパブリックコマンドなどと共に購入したスターウォーズゲーム、なぜ次やると言ったバウンティハンターじゃ無いのかは察して欲しい(つまらなかった)

概要

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2002年に発売されたダークフォースシリーズ3作目!
ダークフォース2までと違い残念ながらルーカスアーツは販売までとなっており開発はCODシリーズなどを主に開発しているRaven SoftwareでPS4版への移植はいつものAspyrが行った。

シリーズ作品の軽い紹介

  • ダークフォース

元ストーム・トルーパーの傭兵カイル・カターンはデス・スター設計図奪取作戦である「スカイフック作戦」や帝国が開発している新型バトルドロイド「ダーク・トルーパー計画」を突き止める作戦を遂行した。
前者はローグ・ワン、後者はマンダロリアンと関連物が映像化されたのでカノンファンにも親しみのある内容となっているね。
1996年発売の記念すべき1作品目、所謂DOOM系呼ばれるものでFPSでありながら彼方此方探索し謎解きなどもする系統。
当時のものとは思えないクオリティで水平方向だけでは無く上下の概念があり、それを最大限活かした作りになっているのがスターウォーズというブランド抜きで高評価を得ている。
スターウォーズゲームどころか現代的なゲームの中でもかなり古い作品なので3Dなんて物がなくキャラや構造物も全て看板をいろんな角度のものを用意し動かして立体的に自然に見せているのでかなり見辛くプレイしづらい。

レベルアサルトぶりの実写ムービー
未プレイなのでほんの少ししか知らない。(そしてこの作品ではなくダークフォースから見た進化をこの記事では書く)
エンドアの戦いから1年後カイル・カターンは亡き父親について調べていると“ジェダイの谷”の名を発見し、尋問官ジェレックが率いる7人のダークジェダイと戦い敗北した父の友人ジェダイ ク・ラーンのフォースゴーストのパワダンになりフォースを習得しダークジェダイからジェダイの谷を守ることになる。本当に何もわからん
序盤はまんまダークフォースだが途中からライトセイバーを振るいジェダイになれるらしい?これ以前にはスターウォーズの3Dアクションゲームは勿論ジェダイのゲームなんてなかった(はず)なのでかなり画期的。
後付け設定だがダークジェダイの「予言者」サリスは新たなる希望に1秒だけ登場したりしている。

このゲーム今のスターウォーズゲームの鉄則を初めて作ったゲームである、その鉄則はというと「ライトサイドエンディングとダークサイドエンディングがある」その鉄則があると期待されたJFOには無かったがKotORやTFUにも引き継がれていた。

ホンマにわからん
とりあえず知ってるのはカイルの他にもう1人元「皇帝の手」のマラ・ジェイドが主人公、ダークフォース2から1年後シス皇帝のシス帝国の本拠地でお馴染みドロマンド・カスに2人に行ったけどカイルがダークサイドに落ちたがすぐに戻った、完全に落ちるのが嫌だからフォースを拒絶しライトセイバージェダイ・プラクセウムに預け、ジャンと共に傭兵生活に戻ったって話?

ダークフォース2の今でいうDLCだが、これ単体でも動くし発売されてるみたいよー

ストーリー

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12ABY エンドアの戦いから8年後
帝国残党の基地から「ジェダイの谷」「リボーン」という単語を傍受した、ジェダイの谷に関わったからかカイル・カターンとジャン・オルズは新共和国政府から依頼を受け惑星ケジムを調査することになった。
あるクリスタルの研究を行なっていることが判明し、引き続き調査を行う為採掘を行なっている惑星に行き現地で奴隷解放などを行い、撤退する為愛機レイヴンズクロウに戻ったが、ダークジェダイ2人が待ち伏せしておりジャンが殺されてしまった。
カイルは復讐のためジェダイの谷へ行きフォースを修復しヤヴィンⅣのジェダイ・プラクセウムへ行きフォースの再訓練と預けたライトセイバーを受け取り復讐の旅へ行った。

序盤の2ステージ思い切りネタバレになってしまったがストーリーの前座的な扱いなのでここで説明させてもらった。

英語なので中途半端にしか理解できていないがストーリーの出来自体はいつも通りよくできていたが、フォースの拒絶というファンからすればもう当たり前だが初見だとぱっと見これアリなの?となるトンデモ設定がこんな昔からあったとは驚きで途中で明かされる雑魚ダークジェダイの設定などはレジェンズに詳しくない人には受け入れられないかもしれない。

ステージ

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全部で8ステージあり、それぞれ3つくらいで小分けされいる
昔のスターウォーズでよく出てくるナー・シャダやベスピンだけではなく新規惑星も沢山出てくる。
各惑星でしっかりと特徴が分けられているまでは良いもののその特徴で難易度がかなり極端になっているので注意。特にフォースを取得して次の惑星が最難関になってしまっている。
本来入っているはずのデモ版は残念ながらプレイできない仕様となっている。

難易度

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パダワン
ジェダイ
ジェダイナイト
ジェダイマスター
の4つ、一応ジェダイがノーマルだがこれでもかなり難しいのでゲーム初心者はパダワンをお勧めする。まぁこんなゲームやってるやつに初心者なんておらんけど

特にライトセイバーを入手してフォースを使えるようになるまでの序盤はFPSゲーの中でもかなりの高難易度でジェダイゲーを期待して買った人からしたらつまらないと思うのでチートを使用してライトセイバーの解除がオススメ。(メニュー画面で上下上下L3R3L3)

FPS

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序盤2ステージは完全なるシューティングゲームであちこち探索やパズルをしながら進めるダークフォースシリーズらしい作りとなっている。
上記で述べたとおりかなりの高難易度となっているのでこまめのセーブが大事。
反面中盤以降はライトセイバーで戦うことを想定した作りのため狙撃や閉所の殲滅、機械の撃破で使う程度になって少し悲しい。

他のゲームでは見ないがそれぞれの武器にはメイン攻撃とサブ攻撃で分かれている(インペリアルヘビーリピーターの場合メインは連射、サブはコンカッショングレネードとSWBF2のTL-50と同じ効果を持つ)

蛇足
カイル・カターンの愛銃ブライヤー・ピストルとストーミーの隊長やトランドーシャンの傭兵が持つインペリアルヘビーリピーターはK-16とTL-50の名で2015年版のSWBFとSWBF2に登場している。

ライトセイバーコンバット

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ファストタイプ
ミディアムタイプ
ストロングタイプ
の3種ありステージクリアで次第に増えていく
ストロングタイプを使う的にはファストタイプで隙をついたり、逆にファストタイプを使う的にはミディアム以上で体勢を崩すことができる。

フォース

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全部で10種類ありステージクリアによって次第に解禁やLv3までアップグレードされる。ちなみにフォースゲージはJFOと違いTFUのような時間回復式
スピード:フォースダッシュなどと同等だがこのゲームでは足が速くではなく逆転の発想で時が遅くなる。相手がフォースセンシティブであってもそもそも使えない敵や下位のレベル相手には有効
ジャンプ:フォースゲージを使用することでより大きく飛ぶことができる、割とギリギリの場所が多いので使用前にセーブするとよさげ。副次効果としてレベルが上がる毎にそのジャンプの高さまで着地ダメージが減る。
セイバースロー:サブ攻撃ボタンでライトセイバーを投げられる。最初は使い勝手が良いとは言い難いが終盤になると追従効果がつくのでもはやブラスターが必要なくなる。セイバー投げで帰ってくる前に武器変更することでライトセイバーを捨てることが可能、回収不可になっても数分で勝手に手もとに戻ってくる
プッシュ:押す、最初は1人しか不可能だがレベルアップで複数人に強力な押し出しができる
プル:引っ張り、最初は1人だがレベルアップで武器を奪ったり自分の目の前まで引っ張れる
ヒール:JJなんちゃらかんちゃらが俺は新しいフォースを作ったぞ!とドヤ顔で言ってたやつ、20年以上前からあるわ💢
マインド:短時間戦闘意欲を失わせたり味方につけることが可能
グリップ:持ち上げ、初期ではフォーススタンやコールドのような拘束しかできないが首を締め上げたり自由に移動させることができるようになる。フォースセンシティブ相手にも有効なので締め上げてセイバースローをすると戦いやすい。
ライトニング:ダークサイドの専売フォースではないので余裕で使える。レベルアップで範囲が増える

基本的にはスピード、プル、ヒールで十分でライトセイバー入手以後は回復パックの出現数が大きく減るのでヒールゲーとなる。

お馴染み帝国軍のほかダークフォースシリーズお馴染みの傭兵のほかダークジェダイのリボーンなどの多種多様な敵が登場する。

  • ストームトルーパー

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いつもの雑魚的だが、序盤では驚異的な雑魚敵となるので油断大敵。
肩にオレンジ色のポールドロンをつけている敵は隊長で実弾銃やロケットランチャーをも使うので要注意!

黄色いスーツを着ている帝国作業員もほぼ一緒

  • 帝国将校

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茶色や灰色や黒色の服を着ている帝国の将校
普通のトルーパーとたいして変わらないと思いきやフルオートのE-11を使ってくる敵がいたりと割と驚異的。
宝箱やドアの鍵を落とす

  • 傭兵

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ローディアン、グラン、ウィークウェイ、トランドーシャンの4種族で分かれている。ガーモリアンは降板
中でもローディアンとグランは要注意、前者はライトセイバーで防げない熱線銃による狙撃を高頻度高命中率で行い後者はサーマルデトネーターを使用してくる。

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何故かエンパイア・リボーンが大量に所有しているダークジェダイ、何故かはストーリー後半でわかってくる。
フードの色によって敵のクラスや得意戦術が分かれているがぶっちゃけあんま気にする必要はナッシング。
敵のライトセイバー型によって攻撃方法を変えたり首を掴まれたらプッシュをしよう!
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後半になるとライトセイバーを防ぐコートシス製のアーマーを装備したダークトルーパー(ブラックホールでは無い)が出てく来てこれがまた強敵。(ゲーム的な都合でかコートシスにライトセイバー接触してもショートはしないので一安心)

評価

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FPS要素を失ったが3D化をし全てがダークフォースからかなり進化しジェダイゲーに成り果てた神ゲー

  • 良いところ

太字が良いところ通常の厚さは悪いところ

序盤はFPS中盤からはジェダイと2種類のゲームシステムを楽しめる:序盤からジェダイゲーを期待するとダメだがそんな人にはチートをオススメする)
↑特にジェダイ要素はTFUのような漫画のような派手さと少しやりすぎなるくらいに無双ではなく現実的なフォースやライトセイバーコンバットで丁度良い。
あちこちに行ったり考えながらゲームを進める必要がある、やりごたえがある謎解き:わからないと詰みになる危険性や頭使いすぎて飽きる可能性がある。日本語が無くほぼノーヒントなのが尚更
高い難易度自分はやりごたえがあって過ぎだが人によっては苦手かも、途中から難易度が変えれなく一からやり直しになるのがまた面倒。(チートで各小分けステージの開始地点までワープは可能)
邪魔なNPC、一部ステージにはジャンなどの友好的NPCがいる、モブは大丈夫だがネームドは死ぬのでかなり注意する必要がある。フレンドリーファイアもあるので迂闊に爆発物やライトセイバーを使えない。

  • どういう人にオススメか?

ライトセイバーやフォースによる爽快感を求める人やトゥームレイダーのような謎解きゲームが好きな人はかなり満足できると思う!
スターウォーズの昔のゲームやレジェンズに手を出そうと思っている人にはオススメできないかな?日本語字幕がないもん。

わずか10ドルで購入できるので海外ゲー買ってみたいけど失敗しそう...な人も試しに買ってみてはどうだろうか?