今年は模型を作りまくった!こんなにゲームをやらず模型ばっか作った年は初めてだよ、とても有意義に1年を過ごせた!
(右下の座って乗るのは完成品フィギュア)
プラモデルは3年ほどで片手で数えれる程度を少々作っていだが、ガレージキットは23年の2月からスタートして1年経ち初心者抜けたかな...?と言う時期。
冬のワンフェスのチケットが発売され、ディーラーや当日版権一覧などが公開されたこの時期は、Twitterに販売や展示予告の写真が出回りモチベと購入両方の意味でガレキを始めるのに丁度いい時期なので、1年経ちガレキの購入方法から使用している道具までを紹介し、フォロワーを始めブログに見に来てくれた方々を沼に沈めようと思う。
1年の系譜や感想
系譜
思ってたよりも難しくは無かったと言う印象。
Twitterや動画では電動工具や様々なヤスリや刃物と言った道具を使っていて敷居が高そう、難しそうと思っていたが、自分でやってみたら案外どうにかなるもんだなと
最初は冬のワンフェスで買ったSDサイズのキャラクターを作ったが、道具自体もプラモデルから使っていた物や最低限の道具を買い足すくらいで済み、無事↓のSDキャラクターを作れた
それでもう少し経験値を積もうとVA-11 Hall-Aの1/12ガレキを2個ほど作って本格的にガレキにハマり、ホビーショーで安売りされていたプラモメーカーのアオシマのレジンキットで1/7スケールどれくらい作れるか腕試しにやった結果がこれ
顔はデカールだがそのほかは全て調色とマスキングを頑張って完成させた。
このキャラクターのキットはいろんな意味で手間がかかり時間がかかったがこれでスケールの女の子を作れるの自信がそうとうつき
この3体を23年夏のワンフェスとホビラン29で買い無事に完成できたのがこの1年での主な成果。
最初はベタ塗りで表面処理も雑だったのが徐々に綺麗になり塗装もグラデーションが綺麗に、パールなども使い腕が上がっているのがみてわかると思う。
個人的には作るたびに若干キットの難易度を上げ、肌塗装やってみるや目を筆で描いてみる!など自分なりのミッションを加えて作れたのが技術やモチベ向上に繋がっていたのかなと思う。
感想
敷居は高そうだがプラモを何回か作った器用さなら表面処理は難しくは無い、ただ時間はかかるといった感じ
難易度自体は大きさやSDなど、レジンか3Dプリンター出力品などそのキットによって変わるが、とにかく全体をヤスリまくると言うことには変わりない。
プラモに比べディテールアップ文化が無いため、戦車や艦船などのスケールキットをより良く仕上げるためのエッチングパーツやピンセットを使わないと持てない極小パーツ、そもそもの大改造のような特殊な処理をする必要はあまり無くさらに決まった形と言うのが無く、ミスってもどっちみち全体を穴埋めやヤスるのでプラモよりもやり直しが効きやすいのが自分が思ったよりも簡単に思えた主な要因。
ただ時間はかかるが。
様々な道具を買い揃えるは大変...と思いそうだが「大半の場合は他で代用ができる」「扱いやすさや時短のための道具」なのでとりあえず作ってみる!と言う意味ではすぐ集める必要もないのがいい所
模型を始めよう!
思ったよりも簡単とは買いたが比較的難易度が高いのには変わりなく、数千円〜数万円するガレキを模型経験0で始めるのは難しいと思うのでまずは基礎を覚える意味でプラモデルを何回か作るのがオススメ
バンダイのキットは基本的な組み方や道具の扱い方を覚えるのに良く、続いて塗装が必須なスケールモデルで特に組みやすいタミヤの戦車や飛行機などで接着剤が必要なキットの扱いや塗装のやり方を覚えるのが個人的にお勧めのルート。
必要はないが、技術力を上げたいのであればパテやプラ板、エッチングパーツを使ったディテールアップや少し古めの海外製のプラモを経験しておくとパテ類や瞬着、様々な難関の突破方法についての知識が付き応用が効くようになるので興味が有ればやってみるのも有り(多分後悔はする)
自分は未経験だがボークスの「キャラグミン」はガレキと同じレジン製で、高精度なうえ塗装をある程度しなくていいのが模型やレジン初心者でも簡単で作れていいと思う。
しかも同じボークス運営のイベント ホビランではキャラグミンの作り方教室的なものをやってるのがグッド👌
ガレキは無塗装で真っ白のままでも彫刻の様に結構映えるので塗装が難しそう、できる環境では無いのならとりあえず組んで塗装は後回しにしても全然大丈夫!
ガレキを買おう!
購入方法は基本的には現地イベントだがネットでは主にトレフェスやboothでの販売もそこそこある。
自分もそこまで詳しくないがゲームやアニメなどのキャラクターは公式のガイドやイベント運営が版権の許可を得て販売している、海賊版が出周り治安の悪化が起きると版権の許可が得られなくなるのでAmazonや中古サイトで海賊版や確認不明の転売品を購入するのはやめよう!
- イベント
年始と夏に開催されるワンフェスを始め、様々な時期に様々なイベントが行われている。
関東率が高め。
イベントは購入する予定がなくとも完成見本、同時開催される販売予定の公式フィギュアの展示品やガレキの展示会を見るだけ行ってもかなり面白いよ。
実際ガレキ未経験の知り合い何人かイベント行って楽しんでいたみたい。
またガレキ展示イベントや秋葉原などの完成品フィギュアの展示品をみに行くのも楽しいし塗装の参考になる。
- ネット
トレフェスは年4回?、boothは年がら年中頒布されるがリアルイベント後が特に多い
トレフェスは未経験だが人気商品は抽選があったり、プレミア会員は先行で購入できるなどシステムが少し難しそう
boothは気軽に買えるがめちゃくちゃ話題のキットは1分で売り切れたのも有るくらい
国内ディーラーは未購入なのでわからないが、海外ディーラーの物は届くまで長期間かかるものと把握して購入すべき。
他のキットを組んで気長に待とう。
受注生産の文字もたまに見かける。
ガレキの種類
レジンキャストと出力品の2種類があり、レジンキャストはそこから何個かのサブグループに分けられる。
- レジンキャスト
原型の型のシリコン型を取り2液混合のレジンキャストとよばれる樹脂を流し複製する一般的なガレージキット。
原型はディーラーさんが創るがその複製を誰がやるかで分けられる。
自家複製や手流しはディーラーさんが自分で型を取り複製をする方法。
そのディーラーさんによって複製の上手さが変わる。
その方々の経験や気泡を減らすための真空脱泡機と言った設備により湯口の大きさや位置、大気泡から微細気泡までの有無が変わるがコレばっかりは仕方のないことなので、初ガレキとかで少しでも難易度を下げたいなら↓のから作ってみるといいかも
業者複製
ディーラーさんが委託して複製をしてもらう。
複製業者として経験や設備は多いはずなので綺麗な複製品が多い。
委託している場合は在庫数多めなのかな?
業者複製だからと言って完璧ではなく多少の気泡などもあるので、あくまでもより良い物に出会いやすい!と考えた方が良さげ。
初心者さんはまず業者複製を行ったディーラーさんのキットから作ると作りやすくていいかも。
中華製
"ここでいう中華製とは海賊版ではなくワンフェスやboothなどで当日版権や規約の範囲内で販売されてるものを言う。"
業者複製なのか、手流し術が行き渡っているかが不明だが中国4000年の技術を使いパーティングラインがないor片側にしかないキットが多く、自分も2個購入したが両方ともそれだった。
購入した片方は一部パーツ気泡まみれや表面の荒れが気になるところがあったが、もう片方はもう既に磨かれているんじゃないか?と思う綺麗さに加えて細い棒状の台座に金属棒が埋め込まれている豪華すぎる仕様でめちゃくちゃビックリした🫢
ただTwitterを見るといくつかのキットは通常の脱脂処理+全面ヤスリがけでも塗料が弾かれ、溶剤での脱脂が必要という話も何回か見かけたので注意が必要。
販売数が1回50個で購入者が多くTwitterで製作過程を見やすい、パーティングラインが少ないと言う意味では初心者にめちゃくちゃオススメしたいが前述の脱脂トラップや海外ディーラー(しかも大抵はディーラーと原型師が別)なのでアフターサービスが不安な面もある。
- 3Dプリンター出力品
最近増えてきたやつ。
レジンキャストでは型を抜く都合上不可能な全方位入り組んだ形を作れたり、レジンよりもよりシャープでアグレシッブな凹凸ディテールが作れる。
その代わり水で洗えない、割れるたり折れる危険性がある、かならず全体を磨かないといけない、数年後がわからないなどの注意点が多く初心者向けでは無いかなと感じる。
扱いが不安なら当日ディーラーさんに直接や後日メールで質問するといいかも。
道具を揃えよう!
模型は素手では製作できないのでニッパーやヤスリと言った道具が必要。
自分が1年間で使った道具をどれくらい使えたかやおおよその値段、自分なりの使い方なども書く
最近は色々な動画を使っているが最初の頃は基本的な道具しか揃えてなかったのでそれを踏まえて参考になったらいいな
刃物
必需品
- ニッパー
1800円
プラモデルでは切れ味、切断面のフラットさが重視されるが、自分はガレキではどれくらい大きな物や硬いものを切れるかの丈夫さが大事だと思う。
そこで自分がガレキで使っているのはエンジニアのNS-04、大抵の湯口はバシバシ切れるし軸打ち(後述)で使う2mmまでの真鍮線なら大丈夫と公式が謳っているのが個人的に気に入った理由。
樹脂専用のニッパー買ってもどっち道金属線切る物が必要になるからコレは管理が楽よ
- デザインナイフ
300円
刃先を鋭角にし小回りが聞きやすくなったカッターのような存在。
主にパーティングラインやバリの切り取りに使用する。
どうせ数百円しか変わらないので100均ではなくNTやオルファといったちゃんとしたメーカーのものを買うと感動する。
他のものでも言えるが模型メーカーのOEMとして売られている物よりも製造会社の刻印のを買った方が安い
豆知識
デザインナイフは先端が30度でかなり折れやすいが、先端を使う道具なので折れたらケチらずすぐこう交換した方がいい。
切りづらいまま使えば普通に怪我する。
ヤスリ
ガレージキットは気泡やパーティングライン、素材そもそものツルツルさによる塗装剥げや複製の荒れなどにより完成の差が生まれるのでなるべく全体を磨きたい
必需品
- 紙ヤスリ
1つ100円
モデラーが使うのはタミヤのフィニッシングペーパーが多いのかな
適度な硬さと安さが使いやすいが、ヤスリ面の消耗が早いのが玉に瑕。
逆に新品よりも少々消耗した状態を基準に番手を選ぶといいかも
ある程度の硬さがあるのでパーティングラインや気泡埋めした場所のような凸だけを削るのに使いやすい
自分は320番で荒削り、1500番で塗装の埃取りやデカールの段差消しをしている。
320は気をつけないと少し傷跡多くなるので買うとしたら400、600、1000のセットで1つで十分かも
豆知識
個人的には細長く切り出して折りたたみ、先端を斜めにカットした物が使いやすい。
面を平らにするときはプラ板や当て木に貼り付けるとやりやすい。
- マイクロファイバーのハンカチ
ヤスリについた削りカスを取るのに必要。
コレで水につけなくてもヤスリを長く使える
ただタミヤの白ラッカーパテなどを取る時は歯ブラシでないと取れないので注意
慣れたら欲しい道具
接着剤とパテ
主に気泡やパーツの隙間埋めに使われる
接着剤らパテを使用する時つけたくない場所にはワセリンなどを塗布するとそこにはつかなくなるのでオススメ
必需品
- 瞬間接着剤
100円or1200円
100均の瞬着とシアノンで使い分けてる。
普通のは仮止めに使う程度なので無くても良い
シアノンは瞬着とは少し別扱いでコレは白のレジンとほぼ同色なのを利用して気泡埋めなどのパテとして扱える。
というかガレキでは基本的に接着もパテもこれを使いがち
ただ硬化が遅いため瞬間接着剤の硬化促進剤が必須。
- 豆知識
ベビーパウダーと混ぜると切削性が良くなるが、気泡になりやすく、感覚的には失敗した塗料を落とす時一緒に落ちやすくなる?
- 瞬着を付けるセット
爪楊枝を尖らせたり、艦船模型のハウトゥーで見た爪楊枝に導線を巻きつけて飛び出させた道具で瞬着を使用している
- ラッカーパテ
200〜500円
溶剤が揮発して硬くなるため作業まで時間がかかるのが欠点だが切削性がいいので重宝する
画像の白いのはサフレスや白サフ後に塗装したいが微細気泡で穴だらけのパーツに使用し
緑色の方は衣服や硬そうな隠蔽強めの塗料やグレーサフができるパーツに使う。こっちは少々高く塗装の時隠蔽が少し面倒だがが乾燥、切削性ともに素晴らしく特に全体微細気泡まみれキットの場合これ無しじゃ無理なレベルなので買うと良い。
慣れたら欲しい道具
軸打ち
ガレキは溶かすの系の接着剤を使わず瞬間接着剤やエポキシ接着剤を使うがそれでは強度不足なので固定用の軸を打つ
必需品
- ピンバイスとドリル
1200円+ドリル各300円セットで1000円
軸を打つために穴を開けないといけない
自分は0.5、1、2mmを主に使用するがたまに誤差用に+0.3〜0.5や磁石用に3mmのドリルも使う。
いろいろなサイズをつかうので0.1〜3mmまで使えるやつが欲しい
ドリルやリューターで電動化できると楽
豆知識
リューター用などの固定軸が2.34mmなどに統一すると付け替え作業がうんと楽になる
- 金属線
ウェーブが各200円でちょっとずつだが同じ値段で量が多いのがヨドバシにある。
主に真鍮線、アルミ線と極所にピアノ線、ステンレス線の4種類自分は前の2つしか使ったことない。
真鍮線は0.5、1、1.5、2mmをアルミ線は2mmを使用している。
細かいパーツは0.5mmや大きいパーツは2mmで分けてはいるが基本的には1mmで済んでいる
豆知識
中が透けるクリアパーツには黄色の真鍮線よりもグレーっぽいアルミ線、透明のアクリル棒やタミヤの透明プラ棒を使うと目立ちづらい
- ペンチ類
真鍮線をパーツから抜き取る時などに
100均ので良い
ハイキューパーツが300円
金属線で軸を作るのではなく、磁石で取り外ししようと言う算段。
アイペなどで取り付けをよく行う頭と髪や、強度を余り気にしない腕などに使用しがち
ある意味こっちの方が楽かも
金属線よりもラフにできるが完全に埋め込むので極や深さをミスるとかなりめんどくさい
自分は2×1と3×3を使用している。(座ったりするキットならもっと大きいの必要)
数は多いが安いグリーンスタッフワールドのを買う場合はN52と書かれている方が磁力が強いのでオススメ(ハイキューパーツもN52のはず)
その他慣れたら欲しい道具
- エンボスヒーター
2000円
ドライヤーの風量を減らして熱量を上げたような道具。
何故かは知らないがレジンは購入時に細長いパーツが反ったり歪んでる場合があり、樹脂の特性を活かして熱湯などで曲げる場合がある。
前述のように歪んだパーツのほか「クネクネした細長いパーツは元から真っ直ぐで複製され自分で曲げてね」ってスタイルもあるのでほぼ必須な場合がある。
熱湯で代用でき、そもそも曲げを必要とするパーツも多く無いが、手元で簡単に曲げれたり微妙な隙間を修正できるので、買うと実力が確実に1段階上がる道具でもある。
- リューター
9000円+α
余裕があれば買いたい道具No.1
マジで最強、コレさえあれば何も怖くないと言ってもいいレベルで使う、特に3Dプリンター製のを扱うなら必須と言いたいレベル
電動工具はコレ以外にも横や縦方向にブレて紙ヤスリを使うペンサンダー系があるがそれは人間でも出来る、だが高精度で回転させるのは人間にはできないこと!
コレがあればドリルも一瞬で掘れ、カーブ状の凹のようなめんどくさいパーツも楽に削れ、デカい湯口も一瞬で消し去ることができる!
最強!
模型用のちゃんとしたやつ買った方がいいよ、特に無段階調整効くやつ
使うビット
実践
やり方なんてネットとYouTubeにありふれてるのでコツなどを紹介
レジンキャスト
スタンダートなレジンキットの素材。
3Dプリンター出力品と違いどのキットも似たような性質を持っている。
離型剤を落とすのはマジックリンやJOYで何日か漬け込むのから始まるが、ぶっちゃけコレに関しては恩恵よりもまだ前回の製作中で持て余してるからやってる感あるので「しっかりクレンザーと中性洗剤で磨く」のだけを意識した方がいい。
マジックリンの原液は漬け込みすぎると青がレジンに移るので自分は仮に効果低くても透明なJOY派
あとはヤスリがけを永遠にやるだけ。
基本的にはパーティングラインや埋めた気泡をだが、よく見ると所どころに不自然な凹凸や全体的な梨地肌が観られるのでコレらを正す意味で全体的に#400から#600ていどのヤスリがけは行った方がいい。
ここまではやらなくてもいいがL状の逆エッジは複製の問題?でちゃんと角ができておらずよくみるとカーブになっているのが美しくなく、マスキングのしづらさを増しているので可能であればエッチングソーやダイヤフィニッシュなどで軽く撫でるとちょうど良くなる。
気泡の発見方法については暗い部屋で後ろからライトを照らすのが楽。
コレだけだと表面に出ているのか埋まっているのかがわからないので気泡の部分を浅く見て影がどうなってるかや爪楊枝のような柔らかく先端が尖っている物を当てて判断する。
透明レジン
コレも普通にパーティングラインや、先ほどの様に表面荒れを直す意味合いで全体を磨く。
ヤスリが当たってないところは透明なので分かりやすいね🫥
この時何番まで磨けばええねん問題が発生するが個人的には#400番でも気にならないくらい綺麗だと思った。
磨きよりもクリアをしっかり重ねてツヤを出す方が大事に思う。
ただ気持ち的にはなるべく600、800と磨き込みたいね。
軸打ちをする時は黄色の真鍮よりもライトグレーのアルミ棒の方が自然に見え、透明のアクリル棒やタミヤの軟質プラ棒などもつかえるが完全な透明にならないことは注意する所。
気泡はタミヤのエポキシ樹脂が違和感全くないと言っていいほどになるが自分は2液性が苦手なので少し違和感残るが混合せずに直ぐ硬化する楽なUVレジンを使用している。
画像はエポキシ樹脂だが硬化不良で取り出した
エポキシ樹脂が黄変していた場合混ぜる時にエナメルのシアンとマゼンタを軽く混ぜてうっっっっすい紫にするとほぼ透明になる。
3Dプリンター出力品
キャストレジンと違い、キットによってレジンや3Dプリンターの設定などで特性が大きく変わる。
同じレジンなのにディーラーによって硬さがだいぶ変わるほど。
サポート材は手でもちぎれるが基本的にニッパーを。
型を使用してなく油も使われてないので洗浄は不要。
水に弱いので削りカス落とし用の洗浄もしてはいけない。
自分はタミヤの掃除用のハケとPC掃除用のエアダスターやコンプレッサーとエアブラシで洗浄を済ませている。
画像の様に製造過程の積層痕が頭から足先まで360度前面にあると考えた方がいいので全体のヤスリがけは必須。
そのほかにサポート材の部分が窪んでいたり逆に盛り上がっていたりするのと、物にもよるがピンホールや傷があるものもあるので注意が必要。
どうせ全体を磨くことになるので肌以外のパーツは初手からタミヤの缶サフで覆うのが楽、そうすれば積層痕をどれくらい削ればいいかやサポート材の歪みもわかりやすい。
プライマー不要論が有るけどマステはいけるが、爪で擦る程度や組み立てでめちゃくちゃ剥がれた経験があるので個人的にはプライマーは必須。
ニッパーやドリルで変に力をかけると割れるのも注意が必要。
扱いが少し難しいが個人的にはディテールがハッキリする分レジンキャスト品より好きかもしれない。