アサシンクリードの感想書いてたら書きどきを見逃してしまったので簡潔に。
フーラフスは出てこんかったよ
概要
2022/3/11に公開されたバットマンの10年ぶりの単独映画。
アメコミ映画といったらバットマン!バッツ自体もアメコミヒーローでいっちゃん好き!なんとかEU系はMCUのウルトロン辺りから既に飽き飽きしているので少しづつ単独映画を作ってるDC好きよ❤️(スナイダーの続編作らんなら早よDCEU終わらせて)
今回のバットマン=ブルース・ウェイン役はここ2年くらいでで個人的によく見かけるロバート・パティンソン、クリスチャンベール以上に細々としたイメージだがどうなるのか!?
ストーリー
バットマンとしての活動を開始し2年経つブルース・ウェイン、復讐の名を元に犯罪者へ恐怖の制裁を行ないクライムファイターとして活動。
リドラーを名乗る青年が政治家や警察の殺害を繰り返しバットマンも巻き込まれ、事件を捜査しリドラーからの挑戦状から公務員の汚職、ウェイン家の過去と言ったゴッサムシティの闇に触れることになる…
過去作との比較
バットマン映画は旧作やDCEUを除き「ティム・バートン」「ジョエル・シュマイカー」「ダークナイト」に分けられている。
- ティムバートン
コミカルさとバットマンの持つ暗さを絶妙の融合した作品として今でも人気があり、マイケルキートンもフラッシュでの復帰が起きることになった。
- ジョエル
ホモっぽい衣装やコミカルさ多めで批判も多いが娯楽ヒーロー映画として見れば面白い、てか役者がめちゃくちゃ豪華すぎる。
ジム・キャリーのリドラー大好き。
- ノーラン
監督のダークナイトは当時マーベル映画が流行り始め、ヒーロー=明るい映画!なイメージが持たされた所で公開されたノーラン特有の脚本の本気度、暗さで他のヒーロー映画とのギャップでインパクトを与えた、そしてバットマン自体も特有の金持ち、多彩なガジェット、タンブラー等で10年経った今でもバッツと言ったら彼がイメージされやすい。
とシリーズによってかなりイメージが変わるのがバットマン映画の特徴であり楽しみでもある。
そして今回はダークナイト以上にリアルさを強調した狂気によるホラーが強めの完全な探偵映画だった。
どういうところがリアルなのか?
- そもそもバットマン自体がガジェット少なめ
00年以前は時代的に仕方がないとしてゲームやダークナイトシリーズを見るとバットマン=ガジェットのイメージがつきまとう。
今までいつも通りの道具やリアルでもあり得そうなものからSFチックな物まで多種多様なガジェットがあったが、今作のバットマンはいつものグラップリングガン以外は「カメラ付きコンタクト」「飛び出しナイフ」「ボタンを押すとスーツの蓋が開きそこからアドレナリン?を打てる」くらいしか無い。バッタランは胸のマークにしまえる仕様、これいいね!
しかもバットスーツ自体の能力もライフル耐えれる以上な抗堪性は置いといて…、マントの滑空も一度マントを体に纏うように装着してそこからムササビスーツを展開すると、今までのバットマンの常識を覆す仕様になっていた!
- バットモビール
車やん
ヒーローものとしてヴィランは変に個性強いやつや超能力を持つ決まりがあるが、今回のヴィランは頭おかしい犯罪者、マフィアのボスx2とヒーロー物としては珍しい状態、そのヴィランも全員前線に出るやつではなく知能犯なのが探偵作品に拍車をかけている。
感想
まずオープニング、今までの映画作品ではあまり演出がなかった犯罪者から見たバットマンへの狂気、恐怖を演出している。コレがもう最高、コレで自分の好きなバットマンだなって確定したわ、おしっこちびりそうなくらいオープニングから良かった。
何でも拳で解決し銃で撃たれても耐えて前進する、細い体から生まれる力こそパワーな脳筋バットマンいいな、だけどステルスの側面はあまり目立ってなくて残念。
ブルース・ウェイン状態ではLEGOではドリフターと呼ばれている一般市民に隠れるようの格好が新鮮だったね、バットマン変身前後特有の目元の化粧が彼に合っていてとてもカッコいい、そのかわり金持ちらしいシーンが少なめだったけど。
そしてリドラー、彼もオープニングからいつもの陽気なエドワード・ニグマでは無いただのイカれた犯罪者としての新リドラーを作り、それが終盤までコイツ頭おかしいな?しか感想わかないほどに製作の演出と俳優の演技がとても魅力的。ただ、リドラーでは無いのでニグマの名前を変えたのは英断
俳優伸びて欲しいわ
探偵パートもバットマンらしさを出しつつ探偵映画がとして成り立っている、ぶっちゃけここまでちゃんとした探偵映画だと思っていなかったのでショックを受けた、ポジティブな意味で。
PVにもあったコブルポットとのカーチェイスが期待していた以上の迫力、バットモービルの重低音が映画館中に鳴り響き振動が伝わるくらい良い音が奏でられていた、映画館で見た方がいいよ。
バットシグナルが警察署じゃなくてゴードンとの密会場なの良いね。てか黒人のゴードンどうなん?って007と同じことを思っていたが違和感なく観れた。
セリーナは重要な位置にいたが今回別にいらんくね?って思っていたのは内緒。(ロマンスシーンがしつこかったのもある)
まぁここまで下手褒めだが残念だったところもいくつかある
あかんとこ
- 画面が暗い!!!
2040年頃には画面が全て黒に染まるとネタにされているレベルで暗く、所々見辛いなぁ…と思いつつ見ていた。
それで弊害が出ているのはマズルフラッシュで目が痛くなるレベルでチカチカしているのは映画を製作中誰も気にならなかったのかが疑問に思うレベル。まずいでしょ
- ヴィランのペース配分
リドラーが中盤空気気味、コブルポットが終始空気だったのが多少気になった。
まぁ中盤はリドラー関係無いところで話が進み、コブルポットが次回以降に期待ってところかな…
- 終盤
終盤に街全体に影響する出来事が起きるのだが、中盤までリアルさと狂気さを丁重に扱っていただけかなり白けた。
終盤のリドラーのやったこと彼の周りの設定は好きだけど、それ以外は市長候補が1万回は見た展開起こすしその他もなんかなぁ…って