10月19日21時からオリジンズから続くディスカバリーツアーモードが実装された。
今までとは違う形式で進めるようになりより遊び、学びやすくなっている。
そして今回も良いところは沢山あるが内容が期待してたのと違う。
ヴァルハラのDLC何で惜しいところが多いの...
クエスト方式
オリジンズとオデッセイではテーマに沿ったツアーでルートの各所に観るものと説明があると現実のツアーガイドに似たようなシステムで順々に説明されているため分かりやすいが作業的な感覚になり何個も何個もやるのが面倒くさい欠点を持っていた。
ヴァルハラのディスカバリーツアーではストーリーが用意され物語を進めながら、ゲーム本編の収集品のよう各地に点在している解説を集める形式になっており、飽きづらくなっていた。
なお今回はオリジンズの古代エジプトやオデッセイのミノア文明のように作中の時代以前については全く知ることができない、ローマやブリトン人についても興味あった自分的にはかなりショックだった。
収集品
今回は学習と舞台裏の2種類。
本編の時点同様いつでも見直せるのがとても良い、今まではツアー中じゃ無いと見れなかったからね。
ヴァルハラ本編の報酬の防具は現実の発掘品がモデルっぽい、暇な時モデル調べようかな
- 学習
当時の人々の暮らしや宗教と文化的意味合いの神話が大半を占めて、サクソン人と北欧の人々の文化的な違いを重点に置いてるように感じた。
その為伝説や文学的神話と言った書物の内容や歴史的出来事ような物はかなり少なくなっているので注意が必要。
ちなみに画像での解説では説明されなかったがヴァイキングのヘルメットには眼鏡がついているのが特徴だったりする。
- 舞台裏
本作の製作秘話や簡単なゲームの作り方等をショーンの解説付きで見ることができる。
相変わらずショーンはくだらん冗談ばっか言って最高だったぜ。
クエストの紹介
どんなテーマがあるか軽く紹介
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1「近いと誇り」
866年
ヴァイキングの主人公トルステインは初航海に出る前日、同じクランのビヨルンに嵌められ裏切り者扱いされる、そして彼は疑いを晴らす為独自に調査を行う。
テーマ
ヴァイキング庶民の文化や裁判について
ゲーム本編ではどうしても書き切れなかったことや”現実とゲームの景色の違い“を知れて満足。
エイヴォルは首長代理、トルステインは自由民と本編とは別の立場から閲覧できるのはいいこと
2「信仰と炎の先に」
870年
サクソン人の主人公アルリック修道士はイーリー島の修道院で暮らしを始める。
テーマ
キリスト教の文化や日常生活
一日中神に祈っているだけではなく普通に労働したり医療士として病人を診たりと普段の生活がわかる。
3「海の友」
870年
トルステインはイングランドに引っ越す為彼の首長ハーラル美髪王に協力を求めに行く。
テーマ
ロングシップの作り方や構造。
普段何気なく使っているロングシップを改めて知ることができた。
4「西を目指して」
871年
トルステインはイングランドに向かう船員と食料を調達する。
テーマ
船での食料や海上での生活
ゲームでは特に何もなくイングランドに行きその後もヴィンランド、アイルランド、フランクまで行ったが実はこんなに苦労していた!?と
5「平和のための取引」
878年
アルフレッドの腹心へとなったアルリック修道士はチッペンハムの戦いで捕虜になっていた。
グスルムと対話し和平への準備を着々進め5ヶ月後ついにその時が来る
テーマ
本編で終盤に体験できたチッペンハムの戦いの後何が起きサクソン人とヴァイキングは和平を結び彼らはデーンロウを手に入れたかがテーマとなっており、唯一ゲームとかなり関わりが深い
アサシンクリード的には何処から何処までが史実かわからんがこれは絶対にやるべき!
6「アルフレッドの遺産」
878年
和平を結んだがイングランドはもっと防御力が必要だ、その為に賢人を説得するようアルリックと計画する。
テーマ
サクソン人の政治
割とイメージついていることばっかだったのでもう一声欲しかったかな。
7「新たな人生新たな地」
885年
移住から14年後トルステインはヨルヴィックで商人をやっていた、彼は友人の結婚式に参加し自身の妻と最高の1日を過ごそうとする。
テーマ
キリスト文化と北欧神話の文化との融合。
ヨルヴィックの雰囲気にあっておりいいチョイス。
8「運命を紡ぐ場所」
トルステインが目を覚ますと鹿に乗った男がやってきた、状況が掴めないまま彼に協力する事になる。
テーマ
一応北欧神話だがストーリーも解説も中身が有って無いようなもの、本編中の神話篇で説明されたもので全てが終わるのでただの脚本家の趣味に付き合わされた感。
感想
発想は良いが中身が思ってたんと違う!
ストーリー形式のお陰で進めやすく、収集品も集めやすいとグダグダしないで楽しめたので満足だが、本編で語られたけどそれは知ってて当然のようにスルーされた
ラグナル・ロズブロークの伝説
大異教軍 前半
北欧神話編の元ネタ
と言った文化と歴史
ブリトン人
旧ローマ帝国
インディアン
のようなサブで登場した人種
ストーンヘンジ
ロンドン橋
ドーバー海峡
教会のシステム
ロングハウスのもっと具体的な説明
ローマの廃墟
スターウォーズEP7〜8のルークの隠れ家のような古代の建物(確か文化圏被ってたはず)
などの建築物関連
その他自然や動物や魚
これらは当然くると思っていたので日常生活や文化に焦点を当てていた今回は思ってるのと違うな?感がとても酷く、特に操作キャラとして“骨なし”アイヴァーがいるので大異教軍や言い伝えの親であるラグナルについてはやって欲しかったぜ。
もう一つ暴力表現から逃げていることが不満、既に語った通り戦争については和平を結ぶ話ししかあらず、「血の鷲」「ホルムギャング」といった文化的意味を持つ暴力的行為も一切触れていない。
この二つは本編でも何度かキーワードとなっていたため是非解説を見てみたかったが、今ままでより“教育的な”アプリケーションを選択したのか触れてなくてとても残念。
個人的には「レイヴンズソープの日常」を追加してソープの建物が当時どういう役割を行い、どう言った作業や技術があったのか的なのを追加して欲しかったな、せっかくアトラスマップ使ったイングランドのリスポーン地点だし
前から思っている事だが、操作可能キャラは誰が史実の人物で誰が架空の人物か教えてくれ!