マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

スターウォーズ:無法者たち アウトローズ クリア感想(画像少な目)

8/30発売のSWアウトローズ、自分はスターウォーズファンはもちろんUBI信者兼アンチなのでゴールドエディションを購入して早速クリアしてきた。

 

正直UBI頑張ったなと思いつつ気になる点があるのでそこら辺を中心に感想を書く。

 

ストーリー

惑星カントニカのカントバイト出身の主人公ケイ・ヴェスは幼いころスライサー(ハッカー)であった母に捨てられ自信もスライサーとして犯罪を行っていたが失敗ばかりで大きな収入をえれずにいた。

 

ある日犯罪組織ゼレク・ベシュのリーダー スリロの金庫強盗計画に参加したが失敗し屋敷にあったEML-850通称トレイルブレイザーを強奪し逃走する。

不時着した惑星トーシャーラにて地元のエンジニア ワカとともトレイルブレイザーの修理をする途中賞金稼ぎに追われていたところBXドロイドND-5に助けられ、賞金の取り消しをするためスリロの屋敷への再度の強盗計画を持ち掛けられる。

 

ストーリー感想

序盤、ただの盗人から一目置かれる存在になるまでの経緯が一瞬だったり、ND-5が登場するあたりの説明不足というか急展開が多すぎてついていけないなと思うことが多かったが、中盤の強盗クルー集めや終盤の強盗関連は結構面白かったな。

ぽっとでのゼレク・ベシュがなんでこんなに力持ってんねんあたりの理由付けされてたのは素直に感心した。

 

今作は過去作における反乱軍よりの賞金稼ぎ、ヴェイダーの弟子、パダワンといったザ・主人公といったキャラではなくてそこらにいるただの犯罪者ってのが結構いいと思たけどスターウォーズに何を求めているかってので合わない人はいそう。

 

EP5~6の間ということで漫画やゲームの帝国の影のようにハンを輸送中のボバを襲うミッションあるかなーと思ったけどなかった。

ブラックサンも出てこないし同年表の帝国の影へのリスペクトがないと思うけどやる必要もないのでここは評価に関係しない。

ストーリ年表が5~6の間である必要がないと感じる、タトゥイーン占領してる帝国書きたかっただけでしょ。

 

ちなみにクリアまでのプレイ時間は20時間ほどもとからフルサイズのゲームではないとは聞いていたが思ったよりも小さいな感は否めない。(これならフルプライス8000円くらいがよかったのでは?)

 

映像美

ストーリー感想に続いて書く程度には映像美がやばい。

正直ほかのゲームとは一線を画すほどのクオリティで様々な惑星を描写している。

 

ムービーシーンに至っては他のゲームでも普通のことではあるがライティングを専用のものにするのはもちろん、ケイの髪とか張り替えてるんじゃないか?ってレベルで質感が全然変わるのと、キャラクターをアップにしても全く違和感ないレベルで高品質なテクスチャを塗られ、しかも服とかの質感めちゃくちゃ伝わるようになっている。

すごすぎ

 

一部の印象的なムービーシーンにはなんとUBIがよくやるトレーナー詐欺用のシネマティックトレーナーのCGIでムービーが作成されている。

正直ゲームで描写するとは全然クオリティが違うし、爆発や小道具や人といったものの輪郭の浮きが全くないのがゲームのCGとCGで作られたアニメーションとの違いを体験できてめちゃくちゃよかったわ。

金はかかるかもしれないけどACシリーズなどでもこの方式を採用してほしい。

 

ただ弱点もあり、パスレイトレーシングを使用するのにはGPUのメモリが8GBじゃ足りないのが悲しいところ、よく言えばこれだけ高クオリティなのにまだ余力を残しまくってるの怖すぎる。

サイバーパンク同様PS5とかよりも高いGPUを使って遊びまくるゲームだと思った。

 

ほんとに映像美がやばいのでUBIめちゃくちゃほめてあげたい。

 

追記、映像には直接変わらないけどデフォルトが映画のように上下カットで作られているのでフルスクリーンだと無理やり引き延ばしてUIどころか縦横の比率があわなくなるのが残念だった。

そういう意味でも映画のような体験を目指すゲームなのかなと。

 

ゲームプレイ

正直この手のゲーム皮を変えて全部やること同じで飽き飽きしうんざりしているのもあるがかなりひどかったな。

犯罪者らしくステルスプレイが多いが、そのステルスがかなりクソみたいな調整具合。

一瞬でも敵の視界に入ると調査に来るのと。暗殺モーションが長い&死体を隠すようにやらないのですぐに警戒状態なる。

おまけに警戒→発見への移行もかなり短いのでステルス難易度がアホほど高い。

いい点は銃撃してもちょっと離れてる敵や隣の部屋の敵には聞こえないくらい。

 

銃撃もかなりストレスたまる。

SWBFシリーズと同じく、ブラスターを打ち続けるとオーバーヒートしてQTEによる銃の冷却が必要だが、オーバーヒートが早すぎる、QTE外れると長時間使用不可になってその間無防備とストレスがたまりやすい。

というか無駄にQTEが多いのよ、ACミラージュと同じくスリをするたびに必要だし、相棒のニックスと飯を食う時は3~5分近く大量のQTEをやらないといけない、飯を食うのにQTEがこんなに必要とか本当に意味わからん。調理シーンもお皿も使いまわしだし

 

ドアや宝箱のスパイクでの解錠やコンピュータのスライスなどもミニゲームとなっているが、これの数が多過ぎるので探索のテンポがめちゃくちゃ悪い。

好き嫌い分かれるがこれらミニゲーム中も敵は動いているので気をつけないといけないのは個人的は良かった。

スパイク解錠をタイミング合わせの音ゲーに解釈していたのは良いと思ったが地味に難易度が高すぎる。

 

あとはトゥームレイダーライクの探索があるが正直カル主役のジェダイシリーズで同じことやりまくって飽きた以上。

同線はわかりやすいし矢印書いてるところも多かったのよかったね。

黄色とか白でつかめるところわかりやすくしてるの設定でオンオフできるのもいいね。

 

宇宙船は貨物船を使うのもあってもっさり目なのと、地上同様オーバーヒートが多すぎて少しストレスたまる。

SWゲームでよくあるレーザーの追尾というかエイムアシストはなくて戦闘機ゲームWarThunderのように出てくる敵の予測位置を精密に狙わないといけないのが難しくて楽しかったな。

 

 

 

 

そして今回の目玉の犯罪組織の派閥システム。

最初はおもろいやんと思っていたが、ゲーム影響をあたるような重大な決断はないし、報酬も少ない。

何よりダメだったのが評判を下げたくないがために探索や戦闘を避けるのが犯罪ゲーとしてどうなのかと思う。

シンジケートにビビッて活動控えめってのはリアルっぽいけど。

 

以上のことからゲームシステムについて褒められえる点は少ない。

正直おもんない。

 

マップ

惑星4つでそのうち1つは街のみ

正直少ない

あとクエスト用のステージが多かったな

前述した映像美除いたらそんだけ

 

タトゥイーンは映画で出てきた名所や、昔のスマホゲームコマンダーズ見たいなタイトルであった帝国基地フォートサンファイアを流用してくれたのはうれしかったな

 

まとめ

映像関連に関してはかなり頑張ったのでUBIをほめてあげたい。

肝心のゲームがだめなのが難点すぎる。

そして8割未満サイズのゲームを踏まえると定価1万とシーズンパスやゴールドエディション+5000円は正直高すぎる、定価が安く10時間規模のACミラージュの値段を見ると版権料かムービーに予算割きまくって通常のAAA価格にしないといけなかったのがわかる。

 

UBIは最近は発売1~2か月で20%オフするので秋のシーズンパス第一弾までは様子見でいいと思う。