バンダイがオンラインショップ限定で何回か発売してるものを6年近く寝かせて、ようやく上手く作れる自信ができてきたので作ってみた。
限定品ってこともあって変な改造やウェザリング、チッピングはなしで部分塗装のみにした。
- シャドウ・ストームトルーパーことブラックホールのストームトルーパーについて解説する
- 基本色について
んで、バンダイあるある?の素組み+部分塗装で済んだので全体塗装が必須のミリタリー系に比べて楽なのはいいがランナー跡が曲者、(おそらく)黒の成形色の上に銀を塗装した後に黒メッキを仕上げたようなキットとなっておりヤスリ掛けどころかちょっとした傷が目立つのがかなり苦戦した。ヘルメットの真ん中のラインがいつのまにか跡ついて残念。逆手に取ると軽くヤスリ掛けしただけでチッピング表現が可能。
そしてそのせいかニッパーで切るときパキッっとプラスチックではなくガラスを切っているかのような感覚に見舞われあるわけないパーツにヒビが入ってるかどうか所々ヒヤヒヤしたね。
上の予想と反しているがプラスチックの融解が上手くできなかったときにできると思われるいつもの模様(用語を知らない)がグロス仕上げのせいでかなり目立ってしまっているのが少し気になるところではあるが、それが気にならないほどカッコいい仕上がりとなっている。
(どうでもいいが自分はしっとりめの黒の方が好き❤️)
- 銀部分とデカール
バイザーのみ銀成形色だが、落ち着いた銀で解釈違いなのでタミヤのクロームシルバーで銀デカール部分も含めて全て筆塗装をした、お陰でピカピカの黒とピカピカの銀で上手く合うようになったので失敗が許されない今回で成功できてなお嬉しい✌️
2枚めを見たらわかるが、背面の凹みはスリット状の模様も入っているのでしかたなしでデカールを使用、前面は頬の凹み以外は全部塗装でキラキラ具合の違いがわかる。
使ったのは水性アクリルだが割とシャバシャバにして、下地もツルッツルなおかげで溶剤つけた綿棒でさっと拭き取れたのが、フィルター部分のスリットを塗るとき楽で都合が良い。
他は腹のボタンも銀で塗って一部はクリアブルーでちょいと塗装。だがこれは正しくないので注意が必要。
デカールとしていつものベンドゥぽい紋章が白と黒の2種付属していた。
SWBF(2015)のシャドウトルーパーはこれを胸に刻んでいたので少しデカイが胸に貼るのもありかもね。
(SWBF再現のためにはバイザーと歯と顎髭が銀、アンテナ上の凹みはマットブラック、フィルターは通常と同じく青にする必要がある。めんどいね)
— 少し愚痴
ブラックホールストームトルーパーは初登場が大昔の漫画で、その後もおもちゃ程度の露出しかないので、資料がかなり少ない。
今回説明書通りで塗装したが、バンダイは通常のホワイトアーマーのストームトルーパーのデカールや金型を完全流用したせいで一般的なイメージのとはだいぶ違ったイメージになってしまった。
わかりやすく囲んだみた、赤が本来の銀、青が本来の黒
銀から、かなり惜しくて下の酸素ボンベ等のアタッチメント取り付け口の間にある縦の顎髭が銀のところ黒になってしまっている。
青で囲んだ黒の部分は本来表面と同じ黒もしくは、もう一段階暗い黒で表現されているので今回のトルーパーはだいぶ銀色が多いバージョンだ。
本来の色にするためあえてデカールを少なめにしたり、クリムゾンエンパイア仕様にするため通常のストームトルーパーから黒色のバイザーの流用したり、色んなシャドウトルーパーが作れるいいキットだ!(なお数年前の限定発売品)
- E-11
イギリスのスターリング短機関銃を改造したいつもの銃。スターリング自体もカッコいいよ!
排莢部分を銀に、他は軽くドライブラシして角を目立たせる程度。
楽
DLT-19はクリムゾンエンパイアやダークエンパイアのダークトルーパーのイメージ、SE-14はそもそもオフィサーやパイロットのイメージなので組み立てないかな?