マグスのゲーム&映画ブログ

基本ゲームや映画たまにプラモとかのレビューを書く雑なブログ。ゲームの考察などはツイートした物を後から再構築する形なので最新を見たいならTwitterを。

アサシンクリード:クロニクル チャイナ 感想

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元々いつ買おうか悩んでいたがコミック版のチャイナ2巻を買い無性にやりたくなったのでついに購入した。

 

 

概要

2015年から2016年にかけて発売されたクロニクル3部作の記念すべき第1作目となるチャイナ。この3部作はいつもと違い昔DSやスマホにあった1と2のスピンオフに近い2Dのゲームデザインなので昔ながらのファンにとっては新鮮と言うよりは懐かしいと言ったところか

主人公は明朝時代の中国のアサシン シャオ・ユン(少芸)。2から続いた15〜16世紀が舞台のエツィオ・サーガの主人公であるエツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェの最後の弟子で何故師弟関係になったのかは短編CG映画のアサシンクリード エンバースで語られる。

 

ストーリー

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エンバースから直で続いてるので先そっち見たほうがいいかも。

1526年

エツィオからの修行を終えある箱を「万策尽きるまでは開けるな」との言葉とともに渡されたその箱を持ち明へ帰還。だが中国にアサシンのアジトへと帰るとそこは既にテンプル騎士に占領されシャオ・ユンも捕まり箱を奪われた投獄されてしまった。

シャオ・ユンの中国教団を壊滅させたテンプル騎士団への復讐と箱を取り返す旅が始まる!

 

ストーリー感想

ついに(と言っても5年前だが)シャオ・ユンのストーリーが展開された。彼女はエツィオの弟子でありアメリカ大陸3部作で登場するロープダートの開発者と言うアサシンクリードユニバースには欠かせない存在なのでとても嬉しい!(おまけに服装のデザインもシンジケートでずっと使ってたくらい良く、フットブレードがセクシー)

復讐劇から始まり何故戦うのか最終的にはどうしたいのかなどを考えたりやPoEの箱を奪ったり奪われたりなどエツィオを思い出すようなストーリーになっている。ここらへんの話が気に入ったならコミック版のチャイナを買うことをオススメする、より深く明確に掘り下げられてるから。

国史はいつも以上にわからないのだが調べたところ少芸の師父とテンプル騎士側全員歴史上の人物で歴史上の事件を多数扱っている。このゲーム昔の雰囲気超える程度にアサシンクリードしてないか?歴史に天ぷらどもが関わりまくってるのを知って久しぶりにアサシンのゾワゾワ感を味わえた。

最後名前だけだがアサシンに因縁のある勢力が登場したのはびっくらこいた、300年前アルタイルがしたことをやるとは思わんかったよ。

麦積山石窟がアサシンのアジトになってるのは単純に考えた人天才だなと思った、本来仏教で別の宗教なので怒られそうな話題だがこう言う現代の宗教的な観光地がアサシンのアジトだった!とてもアサシンクリードらしい演出だった。

 

ゲームプレイ

前述した1と2のスピンオフ、そして去年くらいリリースされたスマホゲームのリベリオンのような2.5Dゲーム。2.5Dなので3Dの作品と違いがっつりやる必要なく気楽に出来るのが高ポイント。

プレイスタイルが3つありシャドウ、アサシン、喧嘩屋で別れてる。順にポイントが下がって行くのでプレイスタイルを半ば強制的にされるのが少し残念だったな。

 

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敵は認知コーンと呼ばれるMGSのソリトンレーダーにような視界を持っている。少しでも入ったらシャドウの最高評価が貰えなくなるので割とシビアなゲーム

緑色のところは隠れることができそこで敵をやりこなすのが基本戦術。

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暗殺は靴にアサシンブレードを装着した通称フットブレード、剣、素手で行う。モーションが長くて倒してる間に敵にバレるのが多発してしまう。

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戦闘がかなり難しく序盤は1撃喰らっただけで死ぬのでオススメはしない

敵の攻撃をカウンターしながら弱攻撃と強攻撃を使い分けて戦い敵が瀕死になったら強攻撃で確殺すると言うシンジケートに似た戦い方。

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その他いつも通りのパルクールができ今作はロープダートで天井に移動するのことも可能、天井に行けるのは2.5Dの制限のうまく使った移動方法だと感じた。

 

その他

クロニクルシリーズの特徴になっているその国に合わせたテクスチャの質感、チャイナは水墨画のようになっていて剣の残像や血の表現が独特でそれっぽくなっているのが良かったがムービーのキャラクターがエンバース風のCGで他が水墨画風だったのが合っていなくて少し残念。その水墨画+いつものその国、時代っぽいBGMが合わさり雰囲気的にはとても最高だった。

いつも通り2から使い回されててファンにすら飽きかけられてるテーマ曲のエツィオファミリーもあるよ。シャオ・ユンは最後の弟子だからエツィオファミリー有ってもいいと思うけどね。

 

ダメなところとしては前述したプレイの強制の他日本語吹き替えがなかったこと園崎さんだっけ?エンバースの吹き替え好きだったのにな

まとめ

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古くからスピンオフをやってる人からすれば懐かしい、浅くやっている人にとっては新鮮だと思う新ジャンルのアサシンクリード

ステルスや登場人物や歴史関係が予想以上にアサシンクリードだったのでオリジンズ、オデッセイと続きヴァルハラまでRPGなのが確定された今本編以外でアサシンらしいアサシンクリードをやりたい!って人にとっては最高のゲームだと思われる。実際自分がそう。

パパって終わるしストーリーも復讐ついでに箱の奪い合いするって簡単な話なのでシリーズをまだやってない人にもオススメできるかな?